●更新日 04/25●

バンプ・オブ・チキン 藤原 恋のお相手!!


先月発売されたニューシングル『アルエ』で、オリコンランキングの上位に食い込んでいるBUMP OF CHICKEN。現在出演しているラジオ番組「BUMP OF CHICKEN の PONTSUKA!!」での話によると、バンドメンバーの付き合いは実に長いもので、ヴォーカル・藤原が千葉県佐倉市にある幼稚園の栗組でリーダー的存在だった頃からだとか。

世にその名を轟かせたのは坂口憲二と小雪を結びつけ、テーマソングがドラマのタイトルになったことでも有名な「天体観測」(フジ)だろう。その独自の世界を表現している歌詞には定評が高く、BUMP語なるものを解説する辞典サイトまで登場しているほどである。非常に愛されている存在であることが窺い知れる。

新曲『アルエ』は前出の藤原が作詞・作曲を担当しているのだが、インディーズ時代、一人の女の子に恋をしたときに生まれた曲であるという。注目度が高いだけあって、歌詞の一言一言、タイトルの意味にさえも解析が入り込むようだ。



まず、何の単語?と思わせるような曲名の“アルエ”。

アルエとは藤原の恋のお相手を指しているようで、どうも人名であるとのこと。気になるのは「どんな子?」というところだが、真相を探ると藤原の“夢見る少年”的な部分が浮かび上がってくる。

実はこの曲、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のヒロインである“綾波レイ”に恋焦がれた末に作られた曲とのこと。

解答例1:アルエ → R・A → レイ綾波

解答例2:綾波レイ → Ayanami Rei → Are → アルエ


というようにさまざまな意見に分かれてはいるものの、アルエが綾波レイを指しているという結果には間違いなさそう。



そして、歌詞の中にはその想いが顕著に現れている。
例えば、歌いだしの「白いブラウス似合う女の子」や「青いスカート」とは綾波の学生服を連想させる。また、ジャケットにも描かれているハート、「ハートに巻いた包帯」という歌詞は彼女自身を象徴する言葉で、

ハート(心を表すリッシンベン)+布=

「君の不安(怖)な気持ちを僕が少しずつ和らげてあげるから」という表現に繋がるらしい。



さらには、




嬉しい時どんな風に 笑えばいいか解んない


映画作品の中で吐いたセリフまで歌詞の中に登場している・・・・・・

現在オリコンでも上位に位置する彼ら、アニメのヒロインに恋をして曲を作ってしまうエネルギーも若者に親近感を抱かせるひとつの理由かもしれない。







写真 如月工房-蒼月館-ダメダメフィギュアの綾波レイ



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