（前回）「お金を振り込んでもらえれば、すぐ動きます。」とアンジェラをそそのかし、沖縄旅行のガイド代（１０万円）を持ち逃げしたＬＩＮＥ諜報員のポールこと伊藤要。スパイ日記に登場した経緯があるから信用したのに見事裏切られた。土岐は絶対許さんぞ！取っ捕まえて、ガマでオカマがカマをほられるネタを撮るまであんたに粘着してやるからな〜。



そこで、似非探偵土岐は３つのライフラインを考えた。まず１つ目のテレフォンを使い、ポールの知り合いに連絡。勤め先が判明。


営業時間内だけど閉まってる。電話は繋がらないが家賃滞納はない。

これだけじゃ分からん。


次、死にもの狂いで探した本命のライフライン「※ユタ」に行方を占ってもらう。
※ユタとは沖縄の霊能力を持つ占い師。
場所は那覇市のバーガーショップＡ＆Ｗ。通称エンダ―。
対面にはユタ歴１５年の上沼恵美子似の５０代のおばちゃんが、語尾にサー、サー、つけて興味津々に喋りかけてきた。土岐の住所や名前、干支を伝えたところ…

　　　　　　　　　　　　？

ユタ「早く結婚して、子供産みなさい。」
土岐「親か！！」

聞きたいのは今それじゃない！しつこくポールの居場所を問い詰めると…
宜野湾にいるけど、金は返す気なんてない。最後に「神様に聞いてみるサー」と言い、目を閉じてなにやらブツブツ交信？し始めた。


おー、それそれ。霊の力で早く場所教えてやー



その結果



ユタ「探さない方があんたの為サー」


土岐「……」

店内で隠し撮りをしているアンジェラへ「５千円で良心的でした。」とメール報告。
返信は「まさか信じてるの？」だった。

ユタを信じた土岐が馬鹿だった



土岐　 ＜つづく