●更新日 03/04●
インドのマック主力メニュー食べ比べ
牛を食べないインドで、「ビーフ100%」のキャッチコピーでおなじみのマクドナルドが、どんな商品を展開しているのか気になるところ。主なメニューを食べ比べてみました。(値段はセット価格)
牛がダメならば鶏肉、と順当な食材の転換。その味も日本のものにかなり近いです。というか、語るべきことがないほど変哲のないマック味なので、わざわざ旅行で来てこれを食べるのは愚行です。
何故インドでメキシカン?という疑問には目をつぶり食べてみると、鶏肉はケバブ風。混沌です。鶏肉は挽肉状で、触感は粘土のよう。どのような調理をすればこうなるのか、想像力をかき立ててくれる崇高な食品です。
都市伝説で材料の魚は、肉を多くとるため骨無しに品種改良された奇怪なモノ、というのがありますが、インドではどうなのでしょうか。味?日本のマックに行けば寸分たがわぬものが食べられます。
挟まれているものはカレー風味のジャガイモ主体の野菜コロッケ、という感じ。一言でいうとちょっと手の込んだコロッケパンですが、しっかりした味付けで結構いけます。
インドのビックマック。鶏肉はハンバーグ状。ソースは日本とほぼ同一で、味、食べ応えは非常に似ています。余談ですが、超格差社会インドにおけるマハラジャは日本で言う勝ち組などとは次元が違います。124ルピーでマハラジャの名前がついたこのジャンクフードを食べるインドの庶民は、どんな気分になるのでしょうか。
今回の試食で一番のヒット。とても日本人の口にあう味。中のソースはピザまんの中身を少し水っぽくした感じ。日本でも発売して欲しいと思うほど美味しいです。ぜひインドを訪れた際はご賞味を。
と、お国柄の違いが明確に出て非常に興味深い結果になりました。しかし日本のマックとの最大の相違は、客層でしょう。まだ高級品という感覚が強く、低いカーストの人は場違いという感覚から足を向けないと聞きます。
あと、
ドナルドが怖い。
ニノマ
|