●更新日 02/23●






小沢一郎の体調不良と捕まらなかった理由




小沢氏が塾長を務める「小沢一郎塾」の懇親会が2月12日に行われた。その時、小沢氏は『体調不良で、明日は政治塾で講義もあるから』と15分程度で席を外した。今までに何度も体調不良を理由に雲隠れしてきた小沢氏。本当に体調が悪いのか? 小沢塾を通じてレポートする。
まず、小沢一郎塾とは。
書類審査を通れば議員はもちろん、起業家・学生・フリーターなども参加することができる。2月と7月に4日間の集中講座があり、最終日に塾長講義があってそこに小沢氏は登場する。
13日に行われた塾長講義での小沢氏の様子を聞いた。
小沢氏は合計2時間半ほど、講義と塾生との質疑・写真撮影が交わされた。講義の内容は、自分の若い頃の経験・日本の歴史などだ。しかし、小沢氏は講義よりも、塾生と話がしたいということで質疑に重点を置いた。「小沢さんは塾生のみなさんと笑いを交えて、ざっくばらんに話してました」という。
どうやってストレスを解消してるのか?という質問にはお酒を飲むことだと答えた。そして、これまでの事件のことに言及した塾生に対して小沢氏は、『逃げてる訳じゃないんだ。』『ただ、会見で言ってる話をマスコミがきちんと最初から最後まで伝えてくれれば、必ず伝わるんだけど、どうしても30分話したものが2〜3分にまとめられてしまう。それで説明責任を果たしてないと言われると、それは当然しょうがないことですし…』と小沢氏は愚痴を交えながら説明した。体調不良については『朝から晩までずっと働いているので、多少の疲れとかはあるだけで、大丈夫ですよ。』

では、12日の体調不良発言は何だったのか。政治評論家の板垣英憲氏に聞いてみた。





結論から言うと、小沢氏は心臓にペースメーカーを付けているので、心労が重なって本当に体調不良なのでは、とのこと。
小沢氏が時々、東京近辺から雲隠れしているという話があるが、これは、上院議員のジョン・デビットソン・ロックヘラー4世に紹介してもらったアメリカのウエストバージニア州にある小さなクリニックに行って治療を受けていた可能性が高い。
小沢氏とジョン・デビットソン・ロックフェラー4世の関係は、小沢氏の著書・日本改造計画の序文をロックフェラー4世に書いて貰ったほど若い時から大の仲良しだという。
しかし今回はそういった雲隠れではない。
特捜部は小沢氏を起訴する予定だった。ところが、小沢氏は間一髪のところで起訴を免れたという。
なぜか。小さい記事で新聞にも出てるが、アメリカの国務次官補のキャンベル氏が今月の2日にやってきて、普天間基地について話をしたのだ。そして最後に、小沢氏はキャンベルから5月のGWにアメリカに来て欲しいと言われた。
こうなると、検察庁からみて、いま一番重要な普天間基地の問題があるのに、小沢氏を捕まえてしまうとアメリカのやろうとしている外交政策の邪魔をすることになる。どうも、それを懸念したという見方もできると板垣氏はいう。
つまり、今の普天間基地の問題を解決できる政治家は小沢氏しかいない。だから、今は捕まえない方がいいと検察の上層部が特捜部部長の佐久間さんに話して、特捜部長は泣く泣く起訴を断念した。
あまりにも絶妙なタイミングで、キャンベルは小沢氏を救いに来たのだという。

私に入っている情報とは少し解釈が違うが、小沢氏は他人が思っているより相当しぶといことだけは確かなようだ。





BOZZ








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