●更新日 01/18●
クルマ 〜おんなの視点
皆さん、はじめまして!お初にお目にかかります。
心理学専攻の女子大生、ミユといいます。
皆さんも記憶に新しいと思いますが、この間BOSSが書いた記事で「最近の日本の車はつまらない」みたいな話、ありましたよね。
実に私も同感です。
18年前、何もかも大きく見え、全ての物の存在感に圧倒されていた幼稚園生の頃。あまり外で遊ぶことが好きではなかった私は、いつも地べたに座って団地の駐車場にずらっと並ぶ車をぼけーっと見てました。
「あれはねこだな。あっちはいぬで・・・あのくるまはライオン!」
こっぱずかしい話、私は車の顔は動物の顔だと思っていました。
幼い私に豊かな想像力をつけてくれた車の多くはどれも個性があってかっこよかった。今でもはっきりと鮮明に覚えています。
それから18年後の今、現在。
似たようなフォルム。決められた個性を表すカラー。人の罪悪感につけ込むキャッチフレーズ(エコカー)。そして何より、もう「あれは犬」とか「あれは狼だな」とか言えなくなりました。だって今の車の顔は全部、気持ち悪い「爬虫類」にしか見えないんだもの。
子供って意外にちゃんと物事を理解してる。中途半端に仕事をしている大人はやっぱりダサく見えたし、何かに一生懸命な大人や余裕を持ってアレコレできる大人を見て憧れた。とにかく早く大人になることが夢だった。
はたして今の車で子供に「夢」を与えることはできるのでしょうか。
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