●更新日 08/20●


九坪の「花魁淵」心霊レポート


聞くところによると「花魁淵」は2つあるそうです。
今回は“一般の花魁淵”ではなく“真の花魁淵”に近いという「藤尾橋」に行ってきました。

明かりの無い夜の山と、轟々と聞こえてくる滝の音がなんともいえない不気味さを醸します。
花魁淵へ向かうにつれ、BOSSは体調不良を訴えはじめました。普段、頑健なBOSSにあるまじき不調です。どうやら霊障とみて間違いないでしょう。

口封じのため、罪なく殺された55人の花魁たちの怨念が、今もなおこの地に渦巻いているというのでしょうか……


ところで、世の中にはこんな言葉があります。


『盲蛇に怖じず』


霊能者並みの霊感を誇るBOSSですが、今回それに同行したのは、
「闇に隠れて尾行がしやすいですねぇ」の九坪
「糞(くそ)しに行っていいですか?」の梅宮
「わ〜い。おいらんだぁ〜」のアンジェラ

霊感皆無の3人衆。

幽霊がいようがいまいが感じられない。気づかない。
気づかないから気にならない。気にならないから怖くない。怖くないったら怖くない。
霊障に苦しむBOSSのを尻目に「真の花魁淵」とも言われる藤尾橋の上で、梅宮とアンジェラは、

花魁のコスプレ。

なんともいえず、いい感じな、ばちあたり加減です。
赤外線撮影でどうにか撮影できるという暗さの中で、女2人がはしゃぐはしゃぐ。

「貞子ごっこ」はするわ

踊るわ

脱がせっこをはじめるわ

だんだん飽きてきた梅宮。退屈しのぎに、


アンジェラをバックファック。

冒 涜。

これはいけません。厳粛たるべき心霊スポットで、さすがにこれはやりすぎです。
花魁たちの霊が気を悪くします。これはひとつ懲らしめねばなりません。

そんなわけで、


正義の悪代官「九文字 坪左衛門」登場。

霊を恐れぬふとどき者めっ!

成敗!


ついでに、

あんたも!!



花魁の霊の皆様。ふとどきものは退治いたしましたぞ!
ごゆるりと冥福なされい!!

まあ、そんなわけで、BOSSは苦しがっていましたが、霊感の無い私たちは夜の花魁淵を存分に堪能したのでありました。


うむ。
『これのどこが心霊レポートなんじゃ、ボケ!』『おまえら花魁淵をナメとんかい!』
という、霊能者の怒号が聞こえてくるような気がする。

しかし、霊感ゼロの九の字にレポなど任せたのが運の尽きだったのだ。
恨むんだったらBOSSの人選ミスを恨んでいただきたい。
もちろん霊的な意味で。


※読者の皆様の厳しいご意見をお待ちしております。

(おまけの動画)

BOSS曰く、「気」が左から右に流れているそうですが、私らには何にも感じないから怖くない。


(追記)
そういえば。 撮影中、アンジェラと梅宮がおかしな会話してましたね。

ア:……
梅:なに?
ア:……今、肩、叩いたでしょ?
梅:叩いてないよ?
ア:うそ。叩いたでしょ、トントンって。
梅:叩いてないよ、ホント。
ア:ホント? じゃあ誰が叩いたの、今?
梅:さあ?

終始撮影していたビデオカメラには何も映ってなかったし。梅宮がイタズラしたわけでもなかったし。アンジェラがウソをつく理由もありませんし……

これって心霊現象なんですかね?



九坪



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