●更新日 07/28●
秋葉原 献花台撤去前夜
7人の犠牲者がでた秋葉原無差別殺傷事件。
昨日27日に、事件発生から四十九日を迎えた。
四十九日ということで、夜遅くまで多くの人が献花や冥福を祈りに訪れていた。
花や祈りを捧げた人のほとんどは犠牲者とは無関係な人達だ。
言ってしまえば献花をする必要も冥福を祈る必要もまったくない人達。
しかし、多くの人が、事件の翌日から本当に多くの人がこの場所を訪れている。
もちろんテレビ等で大きく報道された事件だからということもあるが……。
「手を合わせるのに理由なんかないです」
「人の死を悲しむのに理由はないです」
こう答えてくれた人が全てを表しているのだと思う。
四十九日を迎えたということで、本日撤去される予定の献花台。
まだ犯人も裁かれておらず、歩行者天国の復帰のめども立っていない。
事件の影響は大きかったが、これからは徐々に事件に関連あるものも消え、人々の関心も薄れていくでしょう。
でもPCや電化製品があふれるアキバのど真ん中で線香が焚かれたことは、忘れないと思います。
犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。
通りすがりの他人ですが。
大住
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