●更新日 07/15●
ハゲ絶望 プロピア倒産?
総合毛髪メーカー「潟vロピア」が、先日、民事再生法の適用を申請した。
なんでも事業の急拡大に収益が追いつかず、経営不振に陥った結果らしい。
負債総額は43億7500万円にのぼるという。
同社の人気商品「ヘアコンタクト」は、0.03oの極薄素材を利用した“貼るカツラ”。
従来のカツラと違い、髪の生え際でも装用が目立たない優れもので、愛用しているハゲの皆さんも多いと聞く。
テレビCMでも有名。
ひょっとして今後は「ヘアコンタクト」の入手が難しくなってしまうのかもしれない。
そうなると、これを愛用しているハゲの皆さんはどうなってしまうのか?
癒しようのないハゲを抱えて、路頭に迷ってしまうことになるのだろうか?
私、九坪としてもこれは残念だ。
探偵ファイルのハゲ筆頭、生え際「M」のこの私。
話題の「ヘアコンタクト」。ハゲの一人として一度くらいは試しておきたい。
そんなわけで、急いで買ってきた。
手に入ったのは“髭用プロピア”だったが、これだけあればなんとかなるだろう。
とりあえず使ってみた。
うむ。変だ。
すこぶる変な人になった。
M字ハゲが逆転して、てっぺんハゲに見える。
ヘアコンタクトも悪くないが、私の場合やっぱり普通にM字ハゲでいた方がいいようだ。
私のハゲについて結論がでたところで、今回のニュースに関して「潟vロピア」に話を聞いてみた。
――民事再生法の適用を申請されたようですが?
はい。現在弁護士とともに裁判所へ手続き中です。
――どうしてこんなことになったのでしょう?
詳しいご説明に関しては、企業内のことでもありますし、現在手続き中ですのでコメントを控えさせていただきます。
――ヘアコンタクトを愛用している人も多いと思いますが?
はい。ご心配をおかけしています。
ですが、あくまで再生法の申請ということで、プロピアがなくなってしまうわけではありません。
従来どおり、サービスや製品を提供させていただきます。
――では、今後ヘアコンタクトの利用者などが困るようなことは?
全くありません。今まで通りご利用できます。
これからご利用される方にも影響はありません。ご安心ください。
どうやら、営業に関しては今まで通り続けられるようだ。ヘアコンタクトの愛用者が放り出されるようなことはないらしい。
「たかが頭髪。無けりゃ無いでノープロブレム」
というのが私の意見なのだが、そうもいかずに悩む人の気持ちもわかる。
そういう人の助けになるのだとしたら、プロピアには大いに努力していただきたいものだ。
九坪
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