●更新日 07/05●


16万人タダ働き!「うちはやってません」


家電量販店のヤマダ電機が取引先メーカーの従業員を、自社の新装開店や改装オープンなどの際に"タダ働き"を強制したとして公正取引委員会が立ち入り調査を行った。

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しかし、取引先メーカーから量販店に派遣される"ヘルパー"は家電量販店ならどこにでも存在する。本来、自社製品の専門知識を持ったヘルパーは販売促進員として自社製品のPRをするのだが、ヘルパーの派遣料金がメーカー持ちとなる事から人件費の削減にもなるとして、量販店社員の様に労働させられてしまう事が業界全体の問題にもなっている。

この様に、ヘルパーの問題は多かれ少なかれどこの量販店でもある事らしい。
が、大手家電量販店に電話取材を行ってみると…

写真  写真


ビックカメラ (音声)

ヨドバシカメラ (音声)

完全否定。

ヨドバシカメラに至っては…

「取引先メーカー社員の労働は現状ではどうなってますか?昨年からは改善されましたか?」

「当社では常に法令に順じておりますので。」

「でも、昨年似た様な問題でニュースになりましたよね?」

「いえ、法令に順じておりますので。」

 2007年5月22日 読売新聞より
ヨドバシカメラ、ヘルパー閉店後に作業…職安法違反の恐れ

家電量販店大手「ヨドバシカメラ」(本社・東京都新宿区)が、契約関係がなく、人件費も負担していない家電メーカー販売員「ヘルパー」を、閉店後の棚卸しや店内改装に従事させていたことが、わかった。労働省によると、棚卸しなどは本来、量販店の従業員が行うべき業務で、ヘルパーを従事させることは、職業安定法違反(労働者供給事業の禁止)にあたる恐れ。


……あれぇー?


さて、どの量販店もヘルパーには違法労働をさせていないと問題を否定したが、実際にヘルパーとして量販店で働くメーカーの方々

本当に、自社製品に携わる仕事だけしかしていませんか?

店側は完全否定しておりますが、もし強制労働させられてる方が居れば連絡下さい→メール



あさみ



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