●更新日 03/13●
熊崎容疑者は夫と2歳の長女の3人暮らし。 殺害の動機については今のところ「金銭トラブル」であったとの見方が強い。 事件のあったマンション 殺害現場の容疑者宅 現在までの情報を時系列に並べると、以下の通り。 (10日) 午後 6:30頃 恵美子さんが「息子のところへ行く」といって家を出る。 午後10:00頃 熊崎容疑者が恵美子さんの頭部を消火器で殴って殺害。 遺体を毛布とシーツでくるみ、荷造り用のロープで縛って床に放置。 午後11:00頃 熊崎容疑者の夫が帰宅。 別の部屋で就寝したため、同宅内の遺体には気付かず。 未 明 恵美子さんが帰宅しないため、恵美子さんの夫が長女を通じて警察へ相談。 捜索願いを出す。 (11日) 未 明(朝) 熊崎容疑者の夫が起床。出勤。同宅内の遺体には気付かず。 午後 4:00頃 警察官が遺体を発見。 その後、警察官が熊崎容疑者の説明に矛盾点があったため追及したところ、 犯行を認めた。 こうしてみると熊崎容疑者はともかく、その夫は殺害の1時間後に帰宅したが気付かず、母親の遺体のすぐ近くで眠り、朝、やはり気付かないまま出勤したということになる。 事件発覚の際のショックは相当なものだったであろう。 近隣の住民に話を聞いてみると、 「事件の夜は家に居たけれど全然気付かなかった。全然。 ほら、隣の音だとかってのはあんまり聞こえないのよ。」 「その日は何かあったって感じはしませんでしたけどね。 でもそれくらいの時間(午後10時)に何か音がしてたって言われれば、そんな気はしますけど、 記憶に残るような物音は聞こえませんでした。」 とのことで、事件については報道で初めて知ったという人ばかりであった。 ・殺害の1時間後に帰宅した夫が異変に気付かなかった。 ・近所で大声や物音を聞いた人がいない。 などから考えると、熊崎容疑者は恵美子さんとほとんど争うことなく殺害に至ったと想像できるが、詳細については、警察の調べを待たなければならない。 捜査中の警察 いずれにせよ、金銭トラブルは容易に人の命を奪う。 それが身内だったとしても例外ではない。 特捜班 |
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