●更新日 10/01●


あなたの行動は全て記録されている!!最新技術の恐怖


日産自動車は26日、平成14年に生産を中止したスポーツカー「スカイラインGT−R」の後継車「NISSANGT−R」の先行予約受け付けを始めた。

5年振りの復活で、今年12月の発売。価格は700万円台後半から。

東京モーターショーの報道陣向け公開日(10月24日)に詳細が発表されるため、この日、日産が公開した写真は“覆面”をかぶった状態。詳細発表前に新車の発売告知・予約を行うのは極めて異例だが、日産は「発売を待つファンの期待感が日増しに高まっているため」としている。

以上、産経新聞からの引用です。



名車と名高く、ピュアスポーツの代表の一つでもあるGT−Rが発売とあっては、詳細が解っていなくても買う!というファンは多く、もう既に予約が入り初めているそうですが・・・この度、“もう買った人”に、内容を聞いてきました。

それによると、値段は一番安いプランでだいたい800万円ほど。一番高いプランで1000万円を切るくらいだとか。

まぁ、値段なんてどんなに高くても買う人は買うので、ここはどうでもいい部分です。その人がビックリしたのは、日産が提示してきた凄い縛りにありました。

その縛りとは・・・。


○データログの記録

何と!メーカーに持って行った際、車内に搭載されたデータログを見て、日産が不適切だと思ったら補償は一切なし!

その不適切だと思われる内容とは、高スピードでハンドルを切ったとか、アクセルを全開にしたとか・・・端的に言うと、レースに使用するのは勿論のこと、峠で「頭文字D」のように遊んでも駄目だと言うこと。

そんな事が全て記録取れるのかという技術の進歩にもビックリしますが、これは個人情報の範疇に入るのでは・・・という疑問も。こういった車を買う人が、アクセルをべた踏みしないわけがないと思うのですがw

○改造禁止

純正パーツ以外のパーツを一つでも取り付けたら、補償は一切なし!

このパーツとは、ナビやオーディオも含むのかどうかが気になります。ちなみに、某スポーツカーは発売時、純正以外のナビを取り付けたら、ナビが閉まらなくなってカッコ悪いのだけど、純正ナビは性能が悪い上に高いという究極の選択でした。


他にも、オイルを交換する際は他のパーツも交換しないといけないという抱き合わせや、「○○をしたら、補償はありません」という条項が盛り沢山!

それを全て納得したものとして契約書を交わし、入金・・・だったらしいです。

「自社の技術力を誇示する」と日産の幹部は報道陣向けのコメントを出していますが、データログを取っているとか、そういう所で技術力を誇示しなくても・・・という気がしないでもありません。

まぁ、この先行発売で買った人曰く、

「最初からメーカー補償なんて受けるつもりない。レースに使わないで、何がスポーツカーだ」

こんな男らしいコメントをくれました。こういった高級車は、フェラーリのように美術品扱いする人もいる一方で、全開で使う!という人もいます。だから、日産も「レースに使ったら、補償なんてないからね!」という条項を入れたのでしょうけども。


〜おまけ〜

GT−Rとは関係ないですが、スポーツカー繋がりでMAZDAの話。

出る出る言われ、いつ出るのかが一向に発表されない新型「RX−7」ですが、2010年以内の発売はまずない!と開発者筋からの情報です。理由は、搭載するロータリーエンジンが環境に適用しないというのが一番の大きな理由だとか。

環境保護が時代の流れの中、スポーツカーなんてその真逆を行くものですからねー。まぁ、ロータリーエンジンのファンとしては、開発者さん達には頑張って欲しいものです。



山木



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