●更新日 07/05●


男を女が踊らせる


まず、今流行りの脳内メーカーより。





これが私の脳内である。
酒と秘密が多いのは納得できるが、他のスタッフのようにHがないのはどうしたことか。もう私は枯れてしまったのか。
男はみなHするために働いていると言っても過言ではない。家庭を持つというのもHの安定的な自給自足の場を確保するためで、その後はとにかく種を広範囲にまき散らしたいという欲求が渦巻く。
私の知りえる限りで、愛人の数が16人という猛者がいた。彼の凄いところはパイプカット(避妊手術)を施し、子孫を残すという概念が全く無かったことだ。まぁ極端な例だが、男は大なり小なり複数の女にもてたいと潜在的に願っている哀しい生き物だ。女のように”一発必中、自分の行動範囲内で優れたDNAを欲する”生き物ではないのだ。
なので奥さんを持つと途端に誤解した男が女遊びに興じるようになる。探偵という職業が成り立つ大きな要因でもある。読者から『BOSSにとって浮気は是か非か』という質問がよくあるが、その答えは「微妙」だ。個人的に非であっても、探偵としてはこの世から浮気が無くなったらと思うと夜もおちおち眠れない。浮気が刑法で罰せられたら売上が30%ダウンするのだ。

話は変わるが「レオン」という雑誌がある。ちょいワルオヤジを数多く輩出した、アレだ。写真にはオヤジの傍らに必ず若い美女が立っている。
ー男の魅力は金と余裕ー
それが答えである。全てが需要と供給で成り立っているとでも言いたいのかレオンよ。
昔は20歳以上年が離れたカップルが堂々と歩ける街は銀座や赤坂しかなかった。今はどんな街でもたくさん見掛けるようになった。特に午前零時からは年齢差の大きいカップルの独壇場だ。貧乏な若いカップルは終電で帰るので余計に目立つ。しかも、オヤジが連れて歩く女のほうが若い男が連れて歩く女より何倍も可愛いのだ。

もはや、金色夜叉の世界は熱海だけではなくなった。
”仕事できてカネ持ってナンボ”の男を創り出し、踊らせている張本人は女だ。
不倫に罪悪感を抱かない女も増えた。実に嘆かわしい。
妻子持ちの男がモテる意味が分からない。どうして自分(独身)に可愛い女の子が回ってこないのか。私は不倫しているオヤジを

ダム男と呼んでいる。

せき止めるなバカ!



あなたのショッキングな不倫体験求む。記事になった投稿には謝礼として1万円。
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