●更新日　０１／２２●

ケンタッキー残酷物語２

過酷な労働時間によって夫婦仲が冷め、果ては奥さんに浮気されて相手の男を殺害してしまったケンタッキーのフランチャイズ、ナイガイネットワーク社の綱島（つなしま）店長、立石容疑者。事情を聞くためにナイガイネットワーク本社に電話を入れた。減刑の嘆願書作りになくてはならない証言を得るために。
ところが、４度の電話取材は無下に切られてしまった。
個人的なことは一切お答えできないとのことですが。ちょっとキャッチホンはいったので（ガチャリ）個人的なことなので、そういった個人情報を流すこともできないんで、はい、はい（ガチャリ）
あまりにひどい対応だった。立石容疑者の減刑よりも労基に違反していたことを明るみに出さない構えだ。
ケンタッキー本社の対応はどうか。調査の上、おって報告する。



ナイガイネットワーク系列店



先日の記事により、相当数の投書が来た。まるで堰を切るように。（２例のみ公開）

ケンタッキーは、直営、フランチャイズに関係なくどこも同じようですね。私はケンタッキーをフランチャイズで運営する会社(○○県の○○○という会社)にアルバイトで入っています。カッコ内は伏せてください。見る人が見れば誰のことか分かるので。この店長も１０時から早いときで０時、遅くなれば３時、４時まで帰れません。レジ閉めや清掃などの店舗のクローズ作業は、閉店から１時間程度で終わるわけですが、遅くなる理由は、毎日作成が必要な各種のレポート、販売計画、人員計画、バイトのシフト調整、近隣同一会社の店舗店長が集まっての会議などなど。さらに、１２月は前半に２日間だけ休みがあり、それで休みは終わり。正月休みは１月１５日頃に３日間休んでそれで１月はもう休みはないそうです。（Ｏさん）

いつも拝見させていただいております。1/21のスパイ日記ですが、ケンタッキーの労務形態は相当ひどいです。過去にバイトを経験していたのでメールさせていただきました。店長（マネージャー）と社員（スタッフ）の２人でお店を回すのは基本。シフトマネージャーというバイトが店を回すこともあります。あとはバイトの人数によるので、当然バイトの人数が少なければ、社員や店長が犠牲にならなければなりません。社員の労働時間は10時間〜12時間は当たり前。休みも週２貰えればラッキーだと思います。自分がバイトしていた時は人数が多かったうえにベテランも多かったですが、自分が辞めるときに一番多くの人が辞めてしまったので去年の４月から火の車だと言ってました。久しぶりに遊びに行ってシフトを見せてもらうと。とんでもないことになっていました。キッチンのバイト（高校生）が17：00-23：00までシフトに入っていました。店長曰く「あっ！打ち間違い！建前はね。」と言っていました。正直ショックでした。今のファーストフードはバイトの人数によって決まると思います。こんな労務形態を許していいのか。勇気を出して一通のメールとさせていただきます。（Ｙさん）


業界では売上高こそ上位だが、経常利益は下位に低迷している。幹部社員の重労働はそんな背景から生まれているのだろうか。



ＢＯＳＳ