●更新日 01/21●

ケンタッキー残酷物語


19日の不二家の記事はウラ取りが甘い。
不二家の社員じゃない、と言われたら、じゃあどうして不二家の通用門から出てきたんですか?と聞く必要がある。バイトや派遣だったら社員の意味が分かっていないだろう。所属意識が希薄な短期雇用者は多いのだ。したがって不二家が緘口令を敷いたと断定するのは記者として早計だ。
さて、話は変わるが複数の人から寄せられた以下の情報を見て欲しい。

おもしろい企画の中、BOSSの様々な事件に関する熱い見解にはいつも感銘を覚えております。毎日、様々な殺人事件が起きていますが、私の身近でも殺人事件が起きました。私の身近で起きた事で「殺人事件」について多く考えさせられました。
※事件の概要
横浜市港北区綱島台のそば店駐車場で6日、同店経営横瀬悦司さん(36)が刺殺された事件で、神奈川県警港北署の特別捜査本部は7日、同区新吉田東8、会社員立石悟容疑者(41)を殺人の疑いで逮捕した。調べによると、立石容疑者は6日午前0時15分ごろ、同駐車場で、横瀬さんの右太ももを、靴下の中に隠し持っていたサバイバルナイフで突き刺し、失血させて殺害した疑い。横瀬さんと立石容疑者の妻(33)は知り合いで、立石容疑者は「(横瀬さんが)いなくなれば、家庭が円満になると思って殺した」と供述しているという。横瀬さんの交友関係の捜査から立石容疑者が浮上。特捜本部が7日午前、立石容疑者の自宅マンションを捜索したところ、横瀬さんと同じ血液型の血痕がついたジャンパーが見つかり、立石容疑者が容疑を認めたため逮捕した。(2007年1月7日19時8分 読売新聞)

この事件の立石容疑者はケンタッキーのフランチャイズ、ナイガイネットワークの店長です。彼はこのファストフード店で管轄地域の責任者と言う立場でもありました。まだ詳しい状況などは発表されておらず、真実などはわかりませんがこの記事からは夫婦間の崩壊から妻の不倫につながり、殺人に事件がおよんだと察しました。私はこの事件の根本となる家庭崩壊は立石容疑者の会社にあると思います。立石容疑者の勤務状態は以下の状態でした。朝9時〜早くて深夜0時(朝方4時、5時まで働く事も少なくなく、年間ほとんど休み無しで、私が記憶しているのは半年以上は休み無しで働いていました。立石容疑者はとても優しく、真面目な性格なので心も身も削って一生懸命働いていました。家族の為に働くとは言え、こんな状態で働かされていれば家庭も崩れるのは目に見えます。家族の為にまともな生活を送れるよう、4月から転職が決まった矢先に事件が起きてしまいました。もうすでに家庭崩壊の修復が不可能な状態まできてしまっていたのだと思います。立石容疑者の妻も以前から精神安定剤を服用している状態ですし、2歳と1歳のお子さんの事も心配です。立石容疑者と一緒に働いた経験がある人はみな、あんなに優しくて真面目な人が信じられない・ショックと言っております。そこで私は会社にも責任があり、立石容疑者には情状の余地があると考え、嘆願書の作成も検討しております。

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渡邉様、いきなりのメールですがご容赦下さい。1/8の記事について読ませて頂きました。私、実は立石悟さんがファーストフード(ケンタッキーフライドチキン)の○○店で長く一緒に勤務しておりました。そこでの立石さんは取材の通り本当に真面目を絵に書いたような人で店の誰からも慕われる人物でした。ですが結婚をされて二人のお子さんにも恵まれたのですが元々精神的に弱い奥さんを支える為に三年前に退職を決意します。しかし上司には取り合ってもらえずにそれから一年が過ぎていました。以前からB型肝炎を患っていて定期的に通院していた立石さんはその社員が異動してしまったせいで通院も出来なくなり、その事を上司に相談したところ『店がこんな状況で病院に行ってる場合か?』と言われた事をきっかけに通院も止めてしまいました。そして一昨年の11月に一日休んだのを最後に去年の9月に綱島店に異動するまで休みなしで勤務を続けていました。しかもほぼ毎日午前10時〜午前三時〜四時までの勤務です。そして改めて去年の8月に退職を申し出ると『次の就職先が決まるまで綱島で働け』と言われ綱島に異動する事になりました。そして綱島店に異動したのですが月に1〜2回休みが貰える程度で勤務時間などは余り変わりませんでした。そしてケンタッキーは12月のクリスマスの繁忙期に突入するので就職活動を出来る筈ありません。更に追い討ちをかけるように私が勤務している○○店の店長が仮病を使い1ヶ月間休み(沖縄にゴルフ旅行に行くため)その間、綱島店と○○店の管理をする事になりました。クリスマスの準備等で11月のケンタッキーは本当に忙しいです。それを二店舗を管理する事は考えられません。12月某日には自宅に帰ると立石さんの荷物だけが外に出されていたという大変ショックな出来事もあったそうです。本来なら心休まる筈の家庭でさえ居場所がなくなってしまいまい、会社は休む=悪という風潮が蔓延しており精神的にも肉体的にも追い詰められたのだと思います。そして年も明けて1月にこのような事件が起きてしまいました。被害者の方には申し訳ないですが私は立石さんがかわいそうでなりません。そこで何か立石さんに出来る事はないかと調べていたらこの記事を拝見しました。もしこのメールを見て頂き取材のお役に立てるならと思っております。




ケンタッキーの労務形態は一体どうなっているのか?
これらの情報が真実だとしたら・・・。
私は直ちに特捜班を現地に急行させた。


ーつづくー



BOSS(渡邉文男)


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