●更新日 10/10●

320億円詐欺社長、道楽写真独占入手!


社長、ナイスショット!



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ウソです。
たぶんこの時誰かが「ファーッ!」って叫んだはず。
なんせゴルフはあまり上手でないそうですから。

ていうかこの人誰?
そんなあなたにちょっと説明しましょう。

2006年10月、あまり大きなニュースにはなりませんでしたが、投資運用コンサルタント会社『ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン』(GPJ)の元社長が、投資家から多額の資金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。

冒頭のゴルフクラブを振り回しているご仁こそ、その元社長、秦右時(はた・ゆうじ)被告なのです。

集めた金額なんと、320億円!

被害者は1600人にのぼるということですが、あまり世間に同情されなかったのは、騙されるほうも金に目のくらんだセレブばかりだったからでしょうか。
ホリエモンやら村上ファンドやらのニュースで、我々庶民も金銭感覚が麻痺しているのかもしれません……。


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秦被告は六本木ヒルズに住んでいて、セレブを集めては豪華パーティを開いていました。
2005年2月に3億円をかけて開催した「カリブ海クルージングツアー」では、俳優の渡辺裕之が司会に起用されていたとして、ワイドショーが取り上げたりも……。


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中央の外人さんは、J.パーネビク。
マスターズのトーナメントにも出場する強豪です。
秦被告は他にも有名ゴルファーたちと世界中で懇談会を開いたりと、道楽三昧していました。(騙した金で)



12月20日東京地裁で行われた初公判で同被告は、東京都の60代の会社役員の女性ら2人から投資金名目で計2億5000万円を騙し取ったことについて「間違いありません」と認めました。
でも事件全体からすれば、それはまだまだごく一部。
この公判を受け、他の被害者らがどう動くか、今後注目されます。

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ナイスパット!
でも人生はOB、やり直しが必要ですな。



サミー


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