シリーズ ザ・山木 ・・ 何気ない一言が
墓穴を掘ることになる
シリーズ ザ・山木

09. 『岡本太郎記念館』とは何ぞや??


● 生きるエネルギーを貰った
● アトリエに入った途端、鳥肌が立ち、奮えが止まらなくなった
● いつの間にか、作品の前で涙を流していた
● 明日への活力が生まれてくる
● 自分がちっぽけな存在に思えてきた

−来館者の言葉より−

え〜と、これでもかってくらいの賛辞に溢れた言葉で彩られた記念館があるそうです。 本当かどうか取材してください          FROM けん様

というメールをいただきましたので、行ってみました。
岡本太郎...。「芸術は爆発だ!」といってピアノをガンガン叩いてたりとか、「なんだこれは!」とか言ってた人ってのは覚えてます。
「名前にこだわってる。しかも〜の名前にまでこだわってたんじゃ、しょうがないな。」とかいう CMネタも昔のマンガにあったような。
しかし、どんな作品をつくったのかってのはあまりピンときません。
大阪万博の太陽の塔と、あと浅草(隅田川沿い)にある巨大なオブジェ(どうみてもウ○コにしか見えない)ぐらいでしょうか。
ちなみに僕は中学、高校と美術は1と2以外取ったことがありません。
そんだけ芸術には疎いわけですが、本当に感動するのかなぁ。
この自己啓発セミナーばりの感想にちょっと興味が出てきます。

その岡本太郎記念館、青山にありました。目と鼻の先なのに知らなかった。歩いていくこともできます。


写真1
岡本太郎記念館


入ってみますと、いきなり目にするのは『縄文人』という題のブロンズ像。

なんかいきなり芸術が爆発してます。


写真2
縄文人


うーん、なんか違う意味で鳥肌が。

縄文式土器に入った人が手足を出してなんか叫んでるのか?
これが縄文人つっても人類なのかどうなのかさえ僕には判断がつきません。
しかし、しばらく見入ってしまいました。
もう少し見てたら涙も流れるかもしれません。
2階に行きますと、やっぱり有りましたよ、太陽の塔!


写真3
太陽の塔


うーん、敢えて例えるなら中南米かどっかのトーテムポールみたいな感じでしょうか。
しかしデカい! こんなのに見下ろされていると、毎日毎日つまらない業務に忙殺されている自分がなんかちっぽけなものに思えてくる気もします。
これが芸術のパワーというやつか?


写真4 写真5 写真6
「なんだこれは!」な作品の数々


「なんだこれは!」という岡本太郎のセリフに、心の底から「オマエモナー」とツッコみたくなる作品に圧倒されてしまいます。
「明日も頑張らねば。」という気力が何故か苦笑と共に湧いてきました。なんでだろう。
結構芸術に圧倒されながら、"当時のアトリエを再現した場所" とやらに入ると...。

「うわっ!」


写真7
こんにちは、岡本太郎です


岡本先生の蝋人形が! 

ヘタな心霊事件簿よりビビってしまいました。あーびっくりした。
せっかくだから先生とツーショット。


写真8
芸術は爆発だ!探偵も爆発だ!


「すべてはここから生まれた」とパンフレットにありました。うーん...。
天才となんとかは紙一重といいますが、なんかその言葉を実感しつつ生きる活力をもらったといいますか。(いや、マジで) 不思議な気分になってくる場所でした。
お暇があったら、皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょう。

岡本太郎記念館ホームページ http://www.taro-okamoto.or.jp/


( 探偵ファイル・山木 )


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