●更新日 11/14●
トンカチで釘をバットにとんてんかんてん。
今回の計画はこうだ! ・釘バットで10ポンド(約4.5s)の肉塊をぶん殴る。 ・殴った後の肉塊を見てみて、釘バットの破壊力を浮き彫りにしてみる。 肉塊をぶん殴る事によって釘バットが人体に及ぼす被害をある程度表現できるはず。 よし!いってみよう。 近くの公園にきたよ。 ニノマ「さぁ、やってきました。早速検証していきましょう。ところでなんで大住さんも来てる の?」 大住 「バットがワシを呼んだのだよ」 ニノマ「はぁ、そうですか、まぁいいや、じゃやっていきますよ」 大住 「待ちなさい。ワシにいい考えがあるんだ」 ニノマ「それはいいですね!どんどんいい考えは取り入れていきましょう!」 ……、まぁそんなこんなで検証の準備をしたわけですがっ! やっぱしへらへらしながらテキトーなことはいうべきではないと思った。 あのね。 なぜか僕が肉柱なの。 なぜかこの男が釘バットもってるの。 今回の計画はこうだ!(再度) ・大住が釘バット振る。 ・10ポンドの肉塊をぶら下げたニノマがそれをくらう。 わかってるのかな?釘バットだよ? 手元が狂って生身にあたったら事件だぜ。 すっごくにこやかな大住さんとモルモット。 写真から表情がわかってもらえるだろうか? ほんとに緊張している。 大住さん、さっき素振りしながら 「あ、やっべ、四回に一回は二十pくらいぶれる(笑)」 とか言ってる。何故俺は75%に生命を預けなきゃいけないのかな? そうこうしているうちに周囲に人々が集まり始めた。 みんな楽しそうだなぁっ!!ああ!? よく見るとここいら一帯で笑ってないのは俺だけだ。 真剣に死の危険を感じている。 釘バットで殴られると釘に付着した雑菌によって化膿して、 目も当てられない惨劇になるとなにかのヤンキー漫画で読んだ。 でも問題はそういうことじゃなくて、もし大住さんのバットが上に二十?pずれた場合の話。 胸に直撃。出た釘と肋骨の折り合いが悪けりゃ白昼の平和な公園に鮮血の噴水の登場だ。 ギャラリーの少年達に一生もんのトラウマつくっちまうよ。 くそー。懇願しまくって胸に雑誌だけいれさせてもらった! よしっ!躊躇していても始まらねぇ!!勢いにまかせてやっちまおう! いくぞっ!! 検証!釘バットの破壊力!! せーの。 ふんっ! どがっ ぎゃっ ぐ…は……。 U R L EMBED 冗談みたいな話だけど聞いてくれ。 釘バットを振られた瞬間にリアルに風景がスローモーションになった!! マジでっ!! ほんっとにびびってた!!怪我はいいけど死ぬのはヤだったからねっ!! 極限の人間の集中力すげええええええっ!!! …って言うか、 腹痛えええええっ!!!!!! 呼吸ができなくなってのたうち回った。 よく考えりゃそりゃそうだ。 釘だけに意識がいってうっかりしてた。バットでどつかれれば痛いに決まってる。 胃液が酸っぱい。でも生きてる。最高にハッピーだ。 結果 しばらくして起きあがって腹の肉塊を見てみた。 ………。 貫通してるぅぅぅ。 厚みが六センチぐらいある肉なのに。 ざっくり切れてるぅぅぅ。 ……。 これ、生身に当たってたらどうなってたんだよ……? うおお!生きてて良かった!! みんなっ!釘バットはあぶないものだっ! 是非ともケンカは素手でやろう! こんなもんぶら下げて病院に行きたくないだろ?? 暴力反対!! ※使用した肉塊は当然この後おいしくいただきました。 ニノマ |
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