●更新日 05/18●

刀はどこまで斬れるのか?


「トリビアの泉」で、拳銃から発射された弾を日本刀で斬ったところ、刃毀れなく、弾は真っ二つになったのが放映されたとか。

この回が放送されてから、それこそ散弾銃のように「やれ!!!」という催促が読者&関係各所より来ましたので、今回はサクッと検証をします。

ちなみに、固定した日本刀に弾道を計算して撃ったというトリビアの内容を聞くに、「斬った」のではなく、「割れた」のだと思います。それに、弾道を見切って斬っているわけではないので、「斬ること」の検証は不可能。よって、今回は「柔らかいものから初めて、どんな素材までならイケルのか」で行こうと思います。


第一弾 アルミ



「宮」とだけプリントされた、実に意味不明な空き缶が目の前にあります。ちなみに、この缶には非常に長い出会いのなれそめが有るのですが、今まで出せずにいました。たかだか空き缶一つにも、ドラマがあるものですね。

んで、どうせやるなら派手な風にということで、関東支部所属のHALちゃんの所まで遊びにきました。
久し振りに道着も持って。
さすがに、公園で道着の男が刀振り回したら、ピーポ君が来ますからねぇ・・・ 今回、しっかりと検証したいので、普通の居合刀ではなく、真剣と変わらない材質の剣でやることにします(お値段、9万円ほどでした)

では、スタート☆



結論  斬れない。 凹んだだけ、、、


アルミのように柔らかい材質だと、衝撃が抜けて行ってしまうようです。当たり前ですが、地面に抑えてノコギリのように引いたら斬ることは出来ました。


第二段 スチール



えー、目の前には一斗缶(水が満タン)があります。 別にそれは構いません。
ただ





クレーンでぶら下げられて、僕に向かって飛んで来るという事の方が気になります。

HAL 「やっぱり、重みが重要でしょ!」

そういうモノかも知れませんが、僕に向かって突撃してくる必要は・・・?



結論  片面を斬るのは出来た。 真っ二つは無理


当たり前ですが、真っ二つ何ぞ、固定してないのだから出来ません。まぁ、固定していても出来ませんけど。
むしろ、飛んで来た時に、「うぉ!」と叫んで、腰が引けてしまった事が恥ずかしいです・・・


第三段 プラスチック



・・・・・。
そりゃ、初期不良多発&ソニータイマー内蔵ですが・・・
知らんぞ、S●NYから、「削除依頼」というタイトルのメールが来ても・・



蜻蛉(右上段から、左下に一気に斬り下ろすやり方)・・・斬れるというか、割れた


山木  「むっ、割れただけ!? 力が乗り切れてないからか!」



固定した上で、振り下ろす!! → 割れて、幾らからの部品が飛んで行った


山木  「あんまり、納得出来ないなぁ・・・」
HAL 「あの秘密兵器を使う?」

・・・おっと、この秘密兵器はまた今度。 予告編は、次回に出します。


第四段  鉄

コイツ(10sの鉄球)が、僕に向かって飛んで来るようです

山木  「無理! 体に直撃したら、骨折コース!!」
HAL 「避わしながら斬れば無問題!! てか、今日の中で、一番トリビアっぽいのは、これだけだぞ!」

無理です! 鉄球なんて斬れた日にゃ、ロロノア・ゾロに追いついたって事です!! そんな腕と刀が有るのなら、ワンピースでもH×Hの世界にでも行けます!! 柳生に「兜割」って奥義は有りましたけど、兜は鉄がギュッと詰まってたわけじゃない!

HAL 「えい」

・・・手を離しやがった

山木  「!Σ( ̄ロ ̄lll)  ちくしょぉ!!!」



パキーン!!


カシャ―ン!!!(飛んで行った何かが、トタンにぶつかる音)


●動画ダウンロード
ご覧頂くには 動画再生ソフト が必要です。







・・・・折れやがった

山木  「真剣と変わらない材質なのに・・・・って事は、真剣も折れるって事?? 5へぇくらい?」





またか、また自腹ですか!!
結構良い値段する刀買って、何やってんだ、俺は・・・
避ければ済むことなのに・・・


結論  鉄球なんか、斬れるわけねーだろ

むしろ、10万近いオモチャが一日で消し飛んだ事実に、20へぇ



探偵ファイル