リアルネットアイドル八坪30歳
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◆八坪の恋のまじない大作戦 |
リアルネットアイドル八坪@東京に単身赴任中だ。 あれだけ募集したにも関わらず、八坪の東京妻に応募がないっていうのはどういう事だ! 「とびきりの美人は男が出来にくい」というのと同じ理屈か?謎だ。 俺は女がいないと、仕事ができねぇってのに・・・・。 しょうがないので、福岡の愛夏に東京妻になってもらうことにしようかと思う。 小娘だが東京限定妻には丁度いいぐらいかもしれん。 さてさて、愛夏に「東京に来て現地妻になれや(゜Д゜)ゴルア」と命令するのは簡単であり彼女もそれを望んでいるハズだが、それではあまりにも散文的であって浪漫チストなオレのやることではない。 いろいろと考えた結果、聖バレンタインデーに倣ってラブラブチョコレートを贈ることにした。 季節ハズレの逆バレンタインチョコで、愛夏のハートもメロメロになるはずだ! クリスマスの時期と重なって、丁度良い感じだろう。 しかし、愛夏は福岡に住んでいる。彼女が東京にすっ飛んでくるには、完全にメロメロにさせる必要があるな。 それには、魔術をかけるのが一番だろう。 と言うわけで、今回は“恋のおまじない”をかけた八坪チョコを作ることにしたぜ! コンビニで買ってきたチョコを、湯煎して溶かしていく・・・。 30歳の男がキッチンでやることじゃねぇな。 我ながら、情けなくなってくるぜ...などと思っていると、そこに山木がやってきた。 山木「八坪さんが“用があるから来てくれ”って呼んでると聞いたんですが・・・」 八坪「(=゜ω゜)ノいよう!オメェ、刃物の扱いが病的に上手かったよなぁ。早速だが手伝 ってくれよ。愛夏にオレの "ハートがこもったチョコ" を届けたい んだッ!さぁ、斬ってくれ!はい、包丁。」 山木「...いきなりワケわかんないこと言わないでください。チョコと斬られるのと... なんの繋がりが?」 八坪「俺の現地妻と、効率良い仕事の為だ!愛夏に魔術をかけたチョコを食わせるんだ よ。モノの本によると、心臓から採取した血を触媒に術をかけるらしい。」 山木「....だから、斬ってくれと? どうやら、アッチ側の人間になっちゃったみたい ですねぇ。」 八坪「テメェに言われたかねぇよ。いいか、左胸だぞ。ズバッと斬ってくれや。」 山木「マジでやるんですね?一時の激情に身を任せると後悔しますよ、きっと。」 八坪「いいから、ズバッとやれって。ははぁ....さてはオメェ、俺と愛夏が恋仲になる のを嫉妬してやがんなぁ・・?」 山木「また意味不明なこと言い出す。 じゃぁ・・・・お望み通りに。」 フォォォォォーーーー!! 八坪「今!!俺からの愛が投入されたぁ!!!!俺の愛の歌を聞けぇ!!」
探偵K「八坪さん、本気で頭オカシクなっちゃったね、うん。 なんの躊躇いもなく斬った山木もどうかと思うけど...。」 山木「全国の皆さん、こんなアホな魔術には頼らないでくださいネ☆」
(探偵ファイル注:全部、合成画像です。動画は映画制作会社に作ってもらって ます。本当にやったわけではありませんので、本気にしないで下さい) 山木「ところで型はどうするんですか? やっぱりハート型ですか?」 八坪「フフフ・・・甘ぇよ、山木! 型といえば、コレがあるじゃないか!」 八坪の顔型 眉毛&睫毛付き
八坪「伝説の顔面ゆで卵を作ったときのブツだ」 コイツで作れば、オレの分身ができるからな! 素敵な贈り物になるに違いねぇぜ!! ふははは!!!! そしてモノの本を読んで覚えた、“恋のおまじない”をかけながら、型に流し込む!! エゴエゴアザラク...エゴエゴザメラク... 探偵K「その呪文、絶対に“恋のおまじない”じゃないと思う。」 そして、しばらく待ったら完成だ!! ラブリーチョコ完成 山木「八坪さん、このチョコ眉毛と睫毛が生えてますよ」 八坪「石膏に残ってたやつがそのまんまチョコにくっついたんだな」 正直、眉毛まで生えてるとは思わなかったが、それもまたよかろう。 けけけ、このチョコ食ったら・・・うひひ・・・。 さっそく、愛が溶けないようにクール宅急便で福岡に送ることにしたぜ。
八坪「こんなに素晴らしいチョコを貰ったら、愛夏も驚くだろうなあ。」 山木「確かに驚くでしょうね・・・。恋、上手くいくといいですね・・・。」 八坪「愛夏〜、ちゃんと食ってくれよ〜。 ってのはナシだぜ〜。」
( リアルネットアイドル・八坪30歳&ついでに山木とK )
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