定期的に密漁行為に及び、その成果をＴｗｉｔｔｅｒで自慢している少年が存在することが発覚した。少年は地元に限らず全国各地へ赴き、密漁を繰り返している。サザエ、アワビ、カキなどを大量に捕獲し、それらを撮影した画像を掲載していた。


また、密漁行為に及んだ場所に言及したツイートも確認できる。最近のツイートによると、ウェットスーツを着て釣りをしていたら通報され、警察の取り調べを受けたという。「アワビ、サザエを取っていると思われていました」というツイートからも、貝などの捕獲が密漁と自覚していることが分かる。捕獲したものは、友人たちにも配っているという。


過去のツイートや画像に漢字表記の氏名があり、それを手がかりに調べると、本名でツイートしている別のアカウントが見つかった。匿名のアカウントは主に釣り仲間とのやりとりに、本名のアカウントは友人とのやりとりに使用していたようだ。本名でのツイートや画像から、通学先は広島県内の高校であることも判明した。

通常、密漁行為はそれが発覚した地域を管轄する海上保安部や漁協が取り締まりを担当するが、本件の場合は対象地域が全国各地に及ぶ。そこで、少年の在住地域である広島県の海上保安部に連絡を取った。密漁行為に関わるツイートについて伝えるとともに、調査を依頼した。これから詳細を確認した上で、実態を調べるとのことだった。

その他、少年は自宅で飼育して巨大化したコイを近所の貯水池に定期的に放流し、画像付きで報告していた。少年曰く、放流の許可は得ているという。画像や在住地域に関するツイートから、場所の特定に成功。貯水池を管理する浄水場に尋ねたところ、放流されていること自体が初耳で、許可も出していないという。この件に関しても、対応が検討されている。


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※モザイク加工は当サイトによるもの

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追記：２０１５／０９／１６
ツイートの引用に不正確な点がありましたので、該当箇所を修正しました。



高橋