すき家の店員によるＴｗｉｔｔｅｒでの騒動が相次いだ結果、店員がすき家に関する画像や情報をＳＮＳ等へ無断で投稿することが禁じられた。すると、その禁止の通達を撮影し、Ｔｗｉｔｔｅｒに掲載する店員が現れたことを、以前の記事で扱った。

こうした経緯があるにもかかわらず、新たな騒動が発生してしまった。このたび発覚したのは、店の売り上げ記録という社外秘のものを店員が撮影し、Ｔｗｉｔｔｅｒに掲載したという問題だ。画像には、総売上金額、総入客数、時間別入客数など、あらゆる情報が写っていた。


さらに、約１年前にも売り上げ記録の一部を撮影し、公開していたことが判明。店員は友人たちと「走り屋」をやっているようで、走行中に警察に捕まったという自慢話を繰り返し掲載。現場でパトカー等を撮影した画像もある。


７月２４日には、店の近辺で「うな丼」と書かれた旗を振って宣伝する同僚の店員を、背後から撮影した動画も公開していた。動画の一部に、道路の向かい側の特徴のある建物が一瞬映っている。それを手がかりに、勤務先の店舗の特定に成功した。


過去のツイートには、店員の素性を特定できる要素が満載だった。漢字表記の氏名や電話番号の書かれた書類、制服姿の友人たち、通学先のＨＰが写っている画像なども見つかった。

当サイトでは、すき家を経営する株式会社ゼンショーホールディングスに連絡を取った。本件については、全く把握していなかったそうだ。売り上げ記録は、当然のことながら公開してはならないものだという。関連情報を提供したところ、詳細を調べるとのことだった。

店員の通学先の高校にも連絡したが、生徒の不祥事への対応の窓口である副校長が出張で不在だった。副校長が出勤する本日、改めて情報を伝えることになっている。

その他の証拠画像は、こちら

※モザイク加工は当サイトによるもの


高橋