●更新日 10/04●






調査したら留学先で子どもがまさかの・・!!








ガルエージェンシー日立 代表・草野 敦 ガルエージェンシー日立 代表・草野 敦
2000年にガル日立を開設以来、数多くの案件を解決。アメリカ本土、ハワイ、韓国等海外での調査経験も豊富。学生時代はアマチュアレスリングのインカレチャンピオンで体力にも自信あり。調査員全員が本格的にスポーツをしていた猛者揃い。
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老舗の寿司店を経営する依頼者の依頼内容は、留学中の長男の調査だった。


長男は、寿司職人になる前の猶予期間にオーストラリアに留学していた。ところが、留学期間も残り少なくなったとき、「あと2年留学を続けたい」と長男から父親の元に連絡が入る。そこで、調査の依頼となったのである。

具体的な調査内容は、長男が帰らない理由の究明と、現地での暮らしぶりだった。早速現地に赴き調査を開始した。


通っている学校に行ってみると、長男はその学校に数か月前からほとんど来ていないことが分かった。

聞き込み調査の結果、長男は1人のオーストラリア人女性に惚れ込み、2人は同棲していた。しかもあろうことか、女性のお腹には長男の子どもが宿っていたため、長男はバイトに明け暮れ、学校に通う時間がなかったのである。

父親にありのままを報告すると、「店を継いでもらう前だからと、相当のお金をかけて留学させたのにこんなことになるとは・・長男には二度とうちの敷居をまたがせません!」と、怒り心頭で帰って行った。


それから12年後、調査で成田空港に行ったとき、偶然、その依頼者である父親に会った。

父親の話では、店は婿養子となった長女の旦那さんが継いだそうである。そして、長男はあのときのオーストラリア人女性と結婚して、オーストラリアに住んでいるとのこと。


話はこれで終わりではない。結婚相手のオーストラリア人女性の父親が経営する飲食チェーンで働いている長男は、数年前に現地で寿司店をオープンしたというのである。

「私もその寿司店の経営に少しだけ携わっていましてね。これからオーストラリアに行ってきます。そうそう、孫はもう11歳になりましたよ!」

父親はそう言って、ニコニコ笑いながら機上の人となった。


※この話は実際の調査をもとにしたフィクションです。



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