●更新日 09/24●






看護師の堕落・・・「白衣の天使」が「悪魔」になるまで








ガルエージェンシー埼玉川越 代表・村山 浩二 ガルエージェンシー埼玉川越 代表・村山 浩二
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前回は悪魔に変貌した白衣の天使の話でしたが、今回は事件に至るまでの経緯を書きます。


彩の国のとある町の、ごく一般的な家庭に長女として生まれ、両親から十分な愛情を注がれながら何不自由なく育った彼女。

しかし、彼女が小学生になる頃、母親の財布からお金がなくなる、父親の財布が紛失するなどの家庭内盗難が頻発。両親は娘の盗癖に気づいてしまいます。

大人になれば治るだろうと考えた両親は、我が子可愛さからさほど注意しませんでした。その結果、事件にはならないまでも、彼女は中学・高校と万引きを繰り返します。


高校卒業後、地元の看護学校を卒業した彼女は准看護師となり病院勤務。この時に彼女に転機が訪れます。なんと、医者と結婚!

高級マンションでの生活、車はベンツ、専業主婦で買い物三昧、1年間で使ったお金は数百万円・・・しかし、浪費が義母にばれたため、現金とカードを没収されてしまいます。


すると彼女は、夫が浮気している、相手の女から脅されて現金を要求されている・・・などと自作自演を行うことでお金を得ようと考えます。

ある日夫が帰宅すると、自宅内には夫婦だけにもかかわらず突然室内の灯りが消え、頭にドカーンと衝撃が走りました。

夫の意識はもうろう。灯りがつくと、彼女から「今変な男が入って来たので、無我夢中で持っていたフライパンを振り回した」。もちろん彼女の自作自演です。それがばれて離婚が決定的となりました。

実家に戻った彼女は、准看護師の資格を生かして地元の病院に再就職しましたが、給料だけでは足りず盗癖が復活。最後は捨てたゴミから御用となったのです。


後日談ですが、執行猶予で社会復帰して間もなくの頃、警視庁から彼女が処方箋を改ざんしたと連絡がありました・・・こうなるともう看護師ではありませんね。

まるで作り話のような本当の事件でした。



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