●更新日 02/14●
探偵あるある 〜夜の張込み中に見た!小栗旬は・・・〜
ガルエージェンシー池袋 濱川 卓 ガルグループ内の調査部長等を経て09年にガル池袋駅前の代表に。現場の最前線で得た経験を駆使して調査を指揮。「我々には日常の調査も依頼者様には一生に一度の御依頼」がモットー。 |
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つい最近の出来事である。
場所は都内某所。
夕方から夜にかけて、この季節は日が落ちるのが早い。
本当なら、通りを歩く人々の顔は暗くて認識が困難なはずだが、周囲の飲食や看板の異常な明るさで、面取り(※注1)に特に困難を感じない。
そんな都内での調査であることが救いだ。
しかし、逆に苦痛に感じるのは、2時間の間に目の前を通り過ぎる人の数・・・
眠くなるので羊のように数えたりはしないが、必要以上に着飾った男女が相当な人数行き交う・・・これもまた都内の調査の特徴なのだろう。
そんな中、探偵経験13年の私が感じる異様な視線を、これまた探偵歴12年の相棒もどうやら感じていたようだ。
対象者の確認が未だできていない重苦しい空気の中、相棒が堰を切ったように立て続けに口を開く・・・
相棒「こう人通りが多くちゃ目が疲れますねぇ。対象者、出て来ませんねぇ。インフルエンザが流行ってるから、みんなマスクして・・・ニット帽にマスクでマフラー・・・おまけに眼鏡なんかしてたら皆同じに見えますよぉ・・・」私 「確かに・・・」
相棒「俺はかなり前から気付いてましたけど、〇〇さんは気付いてます?」
私 「あぁ、小栗の旬くんでしょ?」
相棒「ははは、困りますよね、こう長時間見られては・・・どっちが張り込んでるのかわからなくなりますよねぇ・・・」
自販機の小栗旬
※注1 探偵用語で依頼者から提供された写真を頼りに、実際の対象者を確認すること。
ガルエージェンシー池袋
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