●更新日 09/26●
知的障害者による殺人事件
ガルエージェンシー福岡北/博多駅前/ガル探偵学校博多校 代表・山戸 規生 福岡市・北九州市それぞれに事務所を置く。福岡県内はもちろん九州全土から山口県に至るまで土地を知り尽くし、バイク班を編成した機動力・調査力は群を抜く。調査後のアフターフォローにも重きを置き、弁護士や司法書士とも連携。また、「ご依頼者さまの為に」を合言葉に13年間ノ―クレームを継続している。 |
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生田美玲ちゃん事件の容疑者は「知的障害者手帳」を持っていたそうだが、ここ福岡県北九州市でも知的障害者によると見られる殺人事件が起きた。
今月23日の午後5時半頃、北九州市小倉南区下曽根の中川スヤコさん(83)宅で台所付近の壁などが燃える火事があった。
火は近隣住民によって消されたものの、警察が意識不明で倒れている中川さんを発見。病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
中川さんは顔などに殴られたようなアザがあり、上から布団がかけられていたという。
警察は現場付近で目撃者を装っていた、近所に住む知的障害者の無職の男(28)を殺人などの疑いで逮捕。男は容疑を否認している。
中川さん宅は、かつては農協の従業員社宅だった、築40年程の古い長屋が9棟ほど建ち並ぶ一角にある。
容疑者もこの長屋に古くから住んでおり、今回の事件は狭い範囲で発生した。
周辺は昔ながらの穏やかな住宅街で、近隣住民は一様に不安を隠せない。
容疑者の母親は数年前に他界。父親は現在病気療養中で、事件当時は兄弟4人で暮らしていた。
容疑者は重度の知的障害のため施設に入っていたが、つい最近施設から出所しており、仕事には就いていなかった。
「容疑者は小学校の時、知的障害者のクラスでしたが、卒業後は問題行動がエスカレートしたため、施設へ入れられたのではないでしょうか」
と付近の住民は語る。
また、容疑者をよく知る別の人物は「彼はいいことと悪いことの区別や判断ができないと思います」と語る。
知的障害者は確かに社会的な弱者だ。しかし、子どもや高齢者など、さらに弱い立場にある人間が殺されても、「責任能力がない=無罪」が普通にまかり通っていいものか疑問を感じる。
ただ、重度の知的障害を持つ容疑者に刑事責任能力を問うことが現実的に難しいのも事実である。
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