●更新日 05/19●
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白バイ探偵が斬る〜取締りを左右するマスコミ報道








ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和
前職は警察官。取締りのほか数々のキャンペーン、テレビ番組『警察24時』での取材対応も行う。優秀警察官表彰、管区警察学校での学業成績優秀表彰等多数の表彰を受賞。30年務めた警察を退職後、信条である「義」を貫くために探偵となる。
ご相談はこちらから 0120-446-007




先日、『違反なき「旧車会」拡大、観光地に騒音被害』と題されるニュース報道がありました。

旧車会というのは、元暴走族メンバーを中心に構成されている大人の集団走行グループ。改造車に乗るものの、走行ルールは守るので、簡単には取り締まることができないと言われています。


実際は、道路交通法の「排気騒音」の違反を犯しています。

ただ、この違反は測定が必要。しかも、測定には高度な知識と技術が必要なので、ほとんどの警察官は取締まることができません。

特に測定するための機器の設置、車種別に測定の際の回転数は年式、車種別によって定められており、時間がかかるものなのです。


しかし、このようにマスコミや国会で取り上げられると、取締りをやらざるを得なくなるでしょう。

というのも、上層部は国会や県議会で答弁をする場合が出てくるので、批判を避けるために下命して取締りを行い、その実績件数を出しておくのです。これなら実際に答弁となった場合でも安心です。


このように、マスコミの報道や国会での議題によって、取締りの重点は変わっていくものなのです。



ガルエージェンシー埼玉北


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