●更新日 10/27●
議員の口利き
議員の口利きは、様々な分野で行われています。
数年前、ある男性の息子(3歳)が区立保育園に入園した時の話です。
保育園には定員があります。
空きが出た時に、緊急度の高い順に入園できるしくみとなっています。
緊急度は、点数で評価されます。
両親がすでに仕事をしていれば、点数は高くなる。
これから仕事を探すような場合、点数は低くなる。
当然、母子家庭のような場合、点数は高くなります。
どこの保育園も満員で、空き待ちをする人が大勢いました。
空き待ちの人々は皆こう言います…
「どこが少子化なの…」
当時、東京都S区の保育園は入園希望者が多く、倍率は6倍であった。
男性の家庭は、妻の仕事が決まっていなかった為、点数は低かった。
仕事を探そうにも、子供を保育園に入れる確証がなければ決められない。
ただでさえ、幼い子を持つ母親は働き口が少ないのです。
家計は苦しい…
そんな時に、知人から…
「議員の口利きがあれば、簡単に(保育園に)入れるよ」
そう言われ、K党議員を紹介してもらったそうです。
その後、6倍の倍率の中から、見事に入園する事ができました。
口利きをしてもらう際、議員にワイロ(金品)などは一切なかったそうです。
男性家族は願ったり叶ったりですが…
その分、入れなかった人がいる事も事実。
世の中の不公平は、こんなところにもあるようです。
ただし、区役所の人は皆、こう言います。
「議員の口利きなど一切ありません」
マニュアル通りの回答ですね…
ガル探偵学校スタッフ
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