●更新日 05/17●


美人が故の悩み


どうも。30代独身女性相談員キラです。えへ。

つい先日、すっごく綺麗なお姉さん(ってワタシより年下だけど)の相談を受けました。
笑顔がステキな28歳。
笑った時に三日月目になるのがとにかくかわいい。
髪の毛もサラッサラのツヤッツヤ。

写真 イメージ(絵・キラ)


「今日はどういったご相談でしょうか?」
「はい、実はストーカーの被害に合ってまして・・・」


やっぱり。

だよね。だよね。
だって、だって、ストーカーされちゃうオーラばんばんだもん。
女のアタシから見ても追いたくなるもん。


写真 「あはははは。待てよぉ〜」みたいな。


その三日月目のお姉さんはどうやら元彼にストーカーされているらしい。
別れを切り出してから2ヶ月ぐらいは部屋の前で何度か張り込まれたりして、「もう一度考え直してくれ」などと言われていた。
断り続けると今度は姿を見せず存在をアピールするようになった。
仕事に行こうとすると「お仕事いってらっしゃい」とメールが入る。
家にかえると「おかえりなさい」とメールが入る。
そして次はポストを荒らし出す。
そのポストに愛の手紙を入れていく。
典型的なストーカーである。

そして最後は荒らしたポストから請求書を持ち出し、

公共料金・携帯電話代金を払っておいてくれる。

なんだそりゃ?と思ってしまった。
まぁ払ってあげたいんだよね。

彼女はあまりの怖さに家に帰れないでいる。
怯えて今にも泣き出しそう。

しかし!!

こんな時ワタシはつい羨望の眼差しで見てしまう。

写真

本人にしてみれば、ちっとも良くないというのに。

家にまともに帰ることも出来ないし、おちおち寝てもいられない。
そのうち食事ものどを通らなくなるし、命の危険すら感じる。
毎日怯えながら暮らしているというのに。

それなのにワタシってば、

「くぅぅぅぅ〜女に生まれたからには男を狂わせてみてぇ〜」

と思ってしまう。

これってばモテない女の典型的な考え方だよな。
ワタシの場合、狂うことはあっても狂わせることはまずない。
ストーカーまがいのことはしても、されることは間違ってもない。

悩める依頼者を前に、あらぬ願望で頭がいっぱいなワタシ。

あっ、もちろん調査キッチリやってキッチリ結果出したよ。
美人さんには美人さんの苦悩があるんだよね。



キラ



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