●更新日 02/10●

カモがねぎ背負ってやってきた 〜駅前手相鑑定編〜


駅前の「手相を勉強しているんですけど…」


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あの人たちはいったい何なんでしょう?宗教だと思うけど実際どうなの?

取りあえず手相を観てもらうと、
「あー、なるほどねー」
一人で納得して、何も教えてくれません…

こっちから質問すると
「勉強中なので詳しく分からない。先生なら分かるんですけど」
「ちょうど運気が動いている時だから、観てもらった方が絶対いい」
「あなたが変わりたいなら、なんとかしてあげたい。今のままじゃもったいない」
「せっかくだから詳しく鑑定しましょう」

と、「先生」とやらの所に連れて行こうと必死です。

日を改めて「先生」の鑑定を受けにいく事に。

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なぜか「先生には立って挨拶してください」と言われました。
客が立ち上がって挨拶しなきゃいけないほど偉い先生のようですw

写真 実際の鑑定書

仕事運が悪いという鑑定結果が出ましたが、
「『心の修行』と『体の修行』を行えば運気は改善できます!
『心の修行』として初水行(毎朝、自分で決めた場所にコップに入れた水をお供えする)をしてください」

 ―じゃあ『体の修行』は?
「印鑑を作ってください」
 ―……体鍛えろってことじゃないの?
「『心』という目に見えない物に対して、目に見える物っていうことで『体』と言い換えているんです!」

気になるお値段は、1本18万8千円!
3本セットで64万円!


計算が合わないことをツッコンだら
「その人にとって縁起のいい数字が値段になるんですよ」
結局、「言い値」かい!
写真 素材によって値段は違いますが、どれも一般的な値段より高値設定


占い師って、必ずしも「人を幸せへと導く」わけじゃないんですね…



横山


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