●更新日 01/21●

まるで映画の世界!大胆過ぎる犯罪の犯人は何と!


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犯罪の内容自体は割とありふれたものかもしれません。
でも、これを起こしたのが9才の男の子だとしたら?

これはシアトルで起こった事件。
9才のサマッジ・ブッカーはテキサス州に住む親戚に会いに行こうと決意。お金も持たずに家を飛び出し、後は上記の通りに。

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      サマッジ・ブッカー

炎上した車から飛び降り、空港警備員に「ママは搭乗口にいるんだけど、僕の搭乗パスをなくしちゃってママの所に行けないんだ。どうしよう!」と半べそで訴え、カウンターまで連れて行って貰う。
カウンターで「自分は12才。名前は○×。ママの名前は○○」という嘘の情報を渡すも、偶然にも名前が登場リストに。12歳以下の子供は名前予約なし写真付き証明書なしで搭乗出来る事から係員は新たに登場パスを発行。
同じ手口で2度目のパスを手に入れテキサス州に到着。目的地の町までもう一度飛行機に乗らなければならなかった為、3度目のパスを入手しようとした際サマッジの情報と一致する乗客がリストにいなかった為、係員が警察に連絡して発覚となりました。

サマッジの母親はインタビューで
「彼は父親がいないので父親になってくれる人を探しているのよ。彼に必要なのは父親。私にはどうにも出来ないし助ける事は出来ない。シアトルが嫌いみたい。あの子は問題だらけでもう面倒はみれない。もう嫌」
これからどうするのかと聞かれると「私の妹の所に預けるわ」

子が子なら、親も親。

検察側では母親とサマッジの兄弟がテキサスに移住するのなら逮捕もしないし、シアトルへ強制送還もしないとしています。
そして一瞬の内に有名になってしまった母親はニュースに何度も登場。最新インタビューでは「息子の傍にいたい。テキサスに引っ越す事になると思う」と最初とは逆の発言を。
サマッジの動機は「親戚に逢いたい!」でした。その思いでこれだけの事を起こせてしまうスケールはまるで映画の世界。
近い将来、映画化が…って、そんな事はないか。



MAYU & 山木


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