●更新日 01/14●
学校では教えない英語講座 〜口説き文句編〜
口説き文句編とか書きましたが、基本的にアメリカ人は口説き文句って使いません。
映画でもそうでしょ?
大体どこかで男と女がどこかで出会って、なんだかんだあってお互い好意を持って、いい雰囲気の中でキスして、その後たまにベッドシーンがあるくらい。
これは実生活でもそうで、要はその場の雰囲気というか、流れの中でカップルが成立することが多いんです。
実際、友人の彼女持ちのアメリカ人数人に聞いてみても、「告白?ベッドの中でしたぜ!HAHAHA!!」という具合でした。
つまり、事が済んでから改めて告白と・・・。確かにその方が確実性はありますけどねw
留学生ともなると言葉の壁が立ちはだかるので中々上手く行かないものですが、一番使いやすくてスマートな言葉を今回はご紹介しましょう。
「ユー・アー・ゲッティング・ファット」
というのがそれです。
「ファット」とは「デブ」のことであり、一見凄く失礼なセリフですが、実は英語で「ファット」は一つだけじゃない。
一般的に使われる「ファット」は“FAT”ですが、この場合の「ファット」は “PHAT”と書きます。
これは “Pretty, Hot, And Tempting”の頭文字をそれぞれ取ったスラング(俗語)で、「かわいくてセクシーで魅力的だ」という意味。
解りやすく図で説明すると・・・
←FAT
←PHAT
こういうことです。
つまり前述の「ユー・アー・ゲッティング・ファット」は
「You are getting PHAT」で、「最近イケてきたね」という感じの訳になります。
もちろんそのままだと女性は “FAT”の方だと思ってしまいますから、言った後に“P・H・A・T. Not F・A・T.”(FATの方じゃなくてPHATの方だよ)とフォローを入れるのをお忘れなく。
I like you. I love you.なんて事言うより、余程英語を使い慣れている感じがしますよ!
余談ですが、僕が初めてこのセリフを使ってカマをかけていた女性は、その数週間後に「私、レズビアンなの」というとんでもない事をサラッと自らカミングアウトしてくれて、そのおかげで僕はしばらく女性不振になりました。
John Doe
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