●更新日 11/29●

父兄じゃないのに朝鮮学校へ授業参観!


都内某朝鮮初中級学校の授業参観をするレアなイベントが地味に開催された。
十数名の参加者の中には、某左派政党党員や右派議員も。

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朝鮮初中級学校は小中学校の併設校。
教育目的は「ルーツを大切にし、民族、日本、世界に貢献できる人材を育てる」

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教室では児童達が真面目に勉強中。
「朝鮮の為に勉強しよう」という朝鮮語の標語、故金日成主席と児童の記念写真が飾られているが、肖像画や金正日総書記の写真はない。
日本語の授業以外は朝鮮語を使用、席は成績の良い生徒とそうでない生徒で組み、助け合いながら勉強できるようにしている。

別室で展示されていた「日本語」の教科書には、北原白秋や日本の童話に混じり、関東大震災で起きた朝鮮人虐殺を題材にした物語がある。
しかし校長によると教科書は全て、80年代から生徒の日本定住を前提に日本で独自に編纂されており

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「『反日教育』はしていません。『反日』で何かを達成できるとも思っていません」

また意外にも「歴史」に限らず教科書に金親子の写真はない。
拉致問題に取り組んでいる某市議会議員は

「もっとエグイ内容の授業をしていると思っていたので、(朝鮮学校に対する)認識が変わりました」

なぜか若い女性教師が多いが、校長の話では

「財政難で給料が安い為、長く続ける人がいないのです」

なので、用務員もおらず校長も含めた教師達で兼任。
そして熱心に案内してくれた校長もまだ40代の若い熱血漢。
「核実験」等、北朝鮮が何か起こす度に起きる、朝鮮学校の生徒が日本人から嫌がらせ、暴行等を受ける事件について

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「生徒には『嫌がらせをするのは、ほんの一握りの日本人。それで全てを判断してはいけません。もし外で何か嫌がらせを受けたら勇気を持って大声をあげなさい。きっと(他の日本人が)助けてくれます』と教えています」

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金王朝も早くなくなって欲しいが、朝鮮学校の子供達への危険も早くなくなって欲しいと願うばかりだ。



リ・コウジ 写真


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