●更新日 11/21●

えっ!植物、水も人の言葉が分かる!?


「某大学の学園祭で、あやしいサークルが展示をしている!」
という情報を受け、早速現場に直行。

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賑わうキャンパスを掻き分け、情報にあった場所へ行ってみるとそこは

「L.H.研究会」

「L.H」とは「ラッキー・ヘルス(Lucky Health)」の略。
安っぽい風俗店みたいだ。

中に入ると研究会のメンバーがにこやかに迎え入れてくれる。
しかし展示内容は4枚の手書きのパネルのみ。

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黒板には「天まで届け!素敵な言葉」と書かれており、来場者による様々な「素敵な言葉」が書かれている。
メンバー曰く

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「人間は『綺麗な言葉』をかけられると良い影響を受け、『悪い言葉』をかけられると悪い影響を受ける。だから『綺麗な言葉』を使いましょうということなんです!」

なるほどと思ったが、それを実証する例がちょっとキテる。

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「植物に『綺麗』とか『がんばれ』と言うと、その花はとても良く育つんですが、逆に『不細工』と言ったり、無視すると、その花は枯れてしまうんです」

記者が「雑草は無視されても逞しく育ちますよね?」と聞くと

「僕が実験をしたわけでないので良く分からないんです」

そして『水は答えを知っている』という本の内容を引用し

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「『ありがとう』と書いた紙を見せた水と『ばかやろう』と書いた紙を見せた水では結晶が違うんです。つまり約70%が水でできている人間も同じ影響があるということなんですよ」

しかし『水は答えを知っている』は内容の信憑性についてネットなどで否定的な声が多く、そのことについては

「まぁネットはそんなものですよね」

彼らは真剣に植物や水にも意識があると信じている人達なのか!?

「L.H.研究会」はここの学生ではなく、様々な人達からなるサークルだという。
突飛な主張、大学でのPR活動、そして、やたらと「ありがとう」を連呼するなど謎は多い。


彼らの勉強会に行こうかどうか迷っていると、黒板に書かれた“ある言葉”が目に入った





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リ・コウジ 写真


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