発見！乙女の秘密基地！

東京都中野に『乙女の秘密基地』があるという！
『秘密基地』なので見つけるのに苦労するも執念で発見！

ドアを開けると中は薄暗い。



「あれ〜！？」

と乙女達が驚いた表情で周りを取り囲む。
君達、ここは『乙女の秘密基地』なのかい？

「そうだよぉ。月に一度、太陽の点とポペイロの点が結ばれたとき、時空の扉が開いて地球人が飛ばされて来るの。だからもてなしてあげようと喫茶店を作ったんだよぉ」

乙女の秘密基地は『喫茶ポペイロ』といい『ポペイロ星』に存在するらしい。
乙女達も平均年齢3万歳、しかし地球の年齢で言えば10歳未満だという。
つまり、ここは地球ではない！？
知らないうちに地球から時空の扉を通じ、ここに飛ばされて来てしまったようだ…！

「美味しいよぉ！」

乙女達が戸惑う記者に出してくれたのは



「摩訶不思議！ガゼッタ星人宇宙の根源　３歩前に進んでいたと思ったら１歩後ろにさがっていた！カレー」
「思い出森でであったねむり姫とゴブリンの行く末神のみぞ知る紅茶」

味は地球年齢10歳未満の子供が作ったとは思えない美味しさ。

乙女達は好奇心旺盛、まだ行ったことのない地球のことを無邪気に聞いてくる。
そして『思い出森』で歌ったり、宴や動物達と音楽会を開いたりと遊ぶことが大好きで、『折り紙』や『かごめかごめ』の遊びに誘ってくる。



『折り紙遊び』は運が良いと会長（ポペイロで一番えらい乙女）に似顔絵も描いてもらえる。
乙女達の話によると元々『かごめかごめ』はポペイロが発祥の地。本当の遊び方は



「本物の籠にブチ込んで、後ろの人を当てられなかったら異空間に飛ばしちゃうの」


▲右の乙女が会長

少し怖い遊びだが、ここでは地球人に合わせてあり、罰もポペイロ流カンチョー。
何だか楽しいぞ！
時空の扉でポペイロに飛ばされて来たら、乙女達が地球での嫌なことも飛ばしてくれたようだ。



暫くするとポペイロは時空の扉で飛ばされて来た地球人の男女で一杯になっていた。