●更新日 06/25●

まなみの日記 〜忍び寄る影〜


今回は、浮気調査にならんで依頼が多い、“ストーカー調査”についてお話します。


ご依頼者様は、千葉県在住のA美さん(26)お仕事は国際線の客室乗務員をなさっておられます。




男性諸氏から大人気の“スッチー”というヤツですね♪




また、A美さんは、容姿も非常にお美しく、モデルの蛯原友里さんに似ていて、女のわたしも惚れ々する美貌の持ち主です。


そんなA美さんがストーカーの被害に遭うようになって、すでに5ヶ月が経つといいます。
これまでの、具体的な被害は・・・
 ・帰宅途中、何者かに尾行された。
 ・帰宅直後に携帯に無言電話があり、電話番号を変えてもかかってくる。
 ・マンションの掲示板にA美さんご本人と思われる更衣中の写真を貼られる。
 ・自宅のドアノブに使用済みコンドームをくくりつける・・・。

いずれも、卑劣極まりない行為です。

こんなことが5ヶ月も続いていると、「常に誰かに見られている」とA美さんはとても恐怖心を抱いてます。

まず、わたしたちが着目したのは、『更衣中の写真』です。

“盗撮”の疑いがあったからです。

特捜班のメンバーを引き連れ、ご依頼者様宅での盗聴・盗撮発見から始めました。
結果は、該当する電波は一切確認されませんでした。

その時、思いもかけぬ言葉が班員の1人から発せられました。
「これ、ドアスコープじゃない?」

「ドアスコープってどういう意味?」

「ドアスコープから覗けるレンズがあるんですよ。それを使ったのでは?」
特捜班でもっともおたくで知識のある青島さんの意見でした。

さらに、行動派の仏契(ぶっちぎり)くんが言いました。
「依頼者宅が監視できる場所にカメラ仕込みません?」


次の日、固定カメラを彼女の部屋が見える位置に仕掛け、ストーカー犯の映像を捉えることに。


来ましたよ!



やっぱり、ドアスコープから部屋の中を覗いていたんです。
わたしたちはすぐさま犯人を尾行し、住居を割り出しました。
特捜班の2人には、徹夜で張り込んでもらい、勤務先の割り出しまで成功しました。



男の勤務先は、携帯電話ショップ。
スタッフなら、店の端末を操作すれば、顧客の個人情報を得るなんて容易いことです。
ビデオからキャプチャーした写真をご依頼者様に見てもらいました。

5ヶ月前に、携帯電話の機種変更をし、1ヶ月前にも番号を変更したA美さん。
いずれも、男が勤務する携帯電話ショップで手続きしたそうです。


わたしたちが差し出した“証拠”を持って、警察へ相談に行かれて以来、ストーカー男は姿を見せなくなったみたいです。


「ありがとう・・・あなたにお願いしてよかった」


この言葉ひとつでわたしたち調査員はどれだけ報われることか。



まなみ


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