●更新日 06/23●

日本、決勝トーナメント進出ならず


グループF
日本 vs ブラジル
 1 − 4



2点差以上で勝つことでしか決勝トーナメント進出の可能性がない日本は、玉田・巻のツートップで勝負をかける。
既に決勝トーナメント進出を決めているブラジルはレギュラー5人を落とし、今大会絶不調のロナウドをスタメンに残すという調整モード。


前半日本はDFラインの踏ん張りと川口の堅守でブラジルに得点を許さない。
攻撃陣もリズムのある攻めが顕れはじめる。

34分、中盤からパスを受けた三都主がドリブルで中央に切れ込み玉田にスルーパス。
いい形でパスを受けた玉田が左足を振りぬくとボールは見事にブラジルゴールネットを揺らし、日本中が待ちに待った先制点!

前半のロスタイム、気を抜いてしまったのか悔やまれるプレーが連続する。

ロナウジーニョにフリーで簡単にクロスを上げさせてしまう。
シシーニョが、このボールを中央にヘッド。
ゴール前で待ち構えていたロナウドが、坪井と中澤を尻目に楽々とヘディングシュートを決めて同点。

先取点を奪ったものの、ロスタイムで追いつかれて後半を迎えることになってしまった。


後半戦、遂にブラジルの導火線に火がついた。
8分、中盤でフリーだったジュニーニョの無回転ミドルシュートがゴールに突き刺さり、ついにブラジルが勝ち越し。

11分、日本は連携に難があった小笠原を下げ中田浩二を投入するが
ブラジルは14分、ジウベルトが強烈なシュート。


遂にスコアは3−1、日本は絶望の淵に立たされる。

さらにブラジルは36分、ロナウドが今日2点目のゴールを決めて4−1。これで万事休す。


終わってみれば4−1の完敗となり、日本のワールドカップは幕を閉じた。

4年後に再び立ち上がれるかどうかは選手たち次第だ。



ヤマダ


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