●更新日 04/21●

各紙加熱!海洋調査で揺れる竹島問題


日本の竹島周辺での海洋調査計画に対し、
「韓国の排他的経済水域(EEZ)でわが国の同意なく調査することは国際法違反。調査を実施すれば必要な措置を取る」
と対抗姿勢を見せる韓国。

「必要な措置」として測量船拿捕の可能性まであるというから、平和主義(ボケ?)の日本人としては「そんな野蛮なことやめて」と言いたいところだろう。
しかし日本の調査を「国際法違反」と訴える韓国が測量船を拿捕すれば、それこそ国際法に違反する。
まったく矛盾した話だ。

また韓国は20日、今回の海洋調査計画問題に絡んで、韓国政府が国連海洋法条約に定められた強制的な紛争解決手続きを拒否する「宣言書」を18日付でアナン国連事務総長あてに送付したと発表。

>韓国政府が国連海洋法条約に定められた強制的な紛争解決手続きを拒否する「宣言書」

この部分をじっくり読んで欲しい。
これは「韓国政府は国際法を無視しますよ」という宣告なのだ。

緊迫した事態に各紙の社説も熱い。

読売新聞:そこまで自信があるなら、国際司法裁判所に裁定をゆだねるべきだ。
毎日新聞:海底地名など急ぐ必要はない。竹島周辺の海洋調査ルールの確立に努力すべきだ。
産経新聞:国際的な常識でいえば、領有権で対立している島に関する、一方の国(韓国のこと)のこうした遠慮なしのやり方こそが「挑発的」ではないだろうか。
朝日新聞:お互いに頭を冷やせ。調査はEEZが重なり合わないところでまず進め、重複海域への立ち入りを見合わせるのも手ではないか。


そもそもは両国の歴史認識のズレが原因なのだが、「別冊宝島 中国・韓国の歴史教科書に書かれた日本」によれば、

写真
▲左ページが韓国の教科書に注釈を入れたもの。写真を入れるなど、日本の教科書よりも竹島の扱いが大きい。

「独島の強奪:日本は独島を“竹島”と名付け、いわゆる『島根県告示第40号』をもって一方的に日本に編入してしまった」 とある。

日本が本当に強奪したのであれば間違いなく重大な不法行為である。
事実というなら国際法廷の場に堂々と出れば良いのに、韓国側はいまだにそうした場に出ようとしない。
韓国の歴史教科書が捏造だと言ってしまっているようなものだが、前述したように韓国は国際法を無視する宣言書を国連に送るほどである……。



写真
民間レベルでは
「あの部分(画像青○枠内)が朝鮮半島に似ているから韓国のものだ」
なんて主張もあるようだが、このネタ使っていいからまず国際法廷に出てもらいたいものだ。



カグウェル


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