●更新日 04/07●

黙ってられない、石原都知事の必殺逆質問


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特攻兵による、遺書と手紙の朗読。
厳粛な演出でスタートしたのは、石原慎太郎製作総指揮の映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』の製作発表会見(昨日)。
この後ステージの幕が開き、桜吹雪とともに登壇者が現れた。


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▲都知事(一番左)のみ桜に手が反応してしまう。

構想8年、でも脚本は数日で完成させたという石原都知事。
気が早い性分のせいか、昨年8月にスポンサー、製作費、キャストも決まっていないうちに大々的な企画発表会見を開き関係者らを困惑させていた(コチラ)が、総製作費18億円、キャストも窪塚洋介、岸惠子らを揃えての製作発表となった。
撮影は3月27日に鹿児島県川辺郡知覧町でスタート。
3ヶ月間行われる予定で、完成は年末、公開は2007年初夏となるようだ。

今回、都知事がどういった理由で窪塚や徳重といった若手俳優を選んだのかも注目されたのだが、最近の若い役者には疎いということもあってか?
「私がキャスティングしたのは岸さんだけ」
ということ。

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今日も都知事はキョロキョロと、一人だけ全く落ち着かない様子。
特攻基地近くの食堂で「おかあさん」と慕われていた鳥浜トメさんに国民栄誉賞を与えなかった宮沢喜一について
「バチが当たって野垂れ死にした」
と吐き捨てた前回に比べてなんだか大人しく、石原節を楽しみにしている方としては物足りない感じでもあった。

なんでも事前に監督から過激な発言を控えるよう言われていたそうなのだが、テレ朝記者のこの質問でスイッチが入ってしまった!

「皆さんにお伺いします。もし明日までの命だと今言われたら何がしたいですか? 都知事からお願いします!」


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「馬鹿な質問すんなよ!」
「簡単にいえるもんじゃないだろ!」



さらには

「君こたえてみなさい」

と、都知事必殺の逆質問。


怒る知事音声(笑)


続いて質問をした東京MXテレビ記者にも、
「年中記者会見出てくるじゃないか!」
と、ようやくのいつもの調子に会場は爆笑であったが、、、


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(前列左から石原慎太郎、筒井道隆、徳重聡、岸惠子、窪塚洋介)(後列左から蓮ハルク、渡辺大、前川泰之、中越典子)

役者らの表情を見るに、知事の記者退治はよほど爽快だったようだ。



カグウェル


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