●更新日 03/16●
死と平和…たばこに込められたメッセージ
名前には様々な想いが込められている。
今では迷惑者扱いの煙草に何らかの想いが込められているのかもしれない。
セブンスター
セブンは『ラッキー7』のセブン、スターは発売された当時、アポロの月着陸で起きた宇宙ブームの影響を受けて名づけられた。
マイルドセブン
セブンスターの姉妹品だが、セブンスターより軽くソフトな味ということで『マイルド』という言葉が使われた。
今では当たり前のように使われる『マイルド』を日本で最初に使ったのはマイルドセブンだそうだ。
ハイライト
綴りはhi-liteだが、これは造語で普通にhighlightの略。
意味は光の当たる場所。
わかば
親しみやすさ、軽い味を意識。
エコー
庶民的、親しみやすさを感じてもらえるように名づけられた。
キャスター
現代的な軽快さをイメージ。
キャビン
乗り物内の空間と仕事も遊びも自由に楽しみ活気溢れる空間のイメージを重ねたもの。
ゴールデンバット
中国でめでたいものとされている蝙蝠(bat)に、golden(黄金の)を加えて「幸運を届けたい」という想いが込められている。
アニメ『黄金バット』とは無関係。
ピース
発売当時は戦後の混乱時代。
平和(peace)を願い名づけられた。
ホープ
発売当時、夢や希望、期待(hope)に満ち溢れる高度成長時代だった日本を表した名前。
当時のキャッチフレーズも「あなたの夢を活かしたたばこ」
英国の煙草
デス・シガレッツ
『DEATH(死)』という 名には(有) マイクロタバコシステム曰くズバリ
「体に悪い。吸わない人は吸わない方がよいという警告の意味が込められています」
自虐的なジョークではなく煙草の有害性を直接的に表した名前だそうだ。
『Black Death(黒死病・ペスト)』も絶賛(?)発売中!
時代の姿が反映されることもある煙草の名前。
有害性はともかく、『ホープ』のようなポジティブな名前がつけられる明るい時代で常にあって欲しい。
li kouji
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