●更新日 12/22●

地獄絵図!朝の激戦地レポート


朝の通勤ラッシュ、駅は戦場となる。



特にトイレは凄まじい激戦地。



何者かの“爆撃”を受け、“壊滅状態”の個室内…。

確かに当人にとって壮絶で苦しい戦闘があったのは容易に想像できる。
しかし、次にトイレを使おうとしている者にはたまったもんじゃない。
危機一髪、トイレに駈け込んだものの爆撃を受けていた為に使用できず、

そのまま二次被害発生という悲劇もありえる。

これはいつ我が身に起こってもおかしくない問題。


そもそも、なぜ駅は和式トイレに拘るのか?
洋式にすれば、このような爆撃を受けることもないのでは?



JR東日本に聞いてみた。

「国鉄時代からトイレの洋式化という話は出ていたのですが、お客様にアンケートをとると、知らない人の使った便座に座るのに抵抗があるお客様が多く、特に女性の方で洋式を嫌うお客様が多いのです」

また洋式にした場合、和式よりも清掃に手間がかかる為、清掃が追いつかないとのこと。

ただ実験的に洋式も取り入れ始めており、また、爆撃を受けトイレが壊滅状態のときは駅員に言えばすぐに対応してくれるそうだ。

どうしても我慢できない緊急時、社員用トイレはセキュリティーの問題で使用できないが

「最近は(障害者、子供連れの方達用の)多機能トイレがありますので、そちらを使って頂くこともできます」

もし多機能トイレも使われていた場合は、やはり一旦改札を出るしかないようだ。



しかし駅のトイレが汚いのは爆撃だけでなく、使う側に問題があるのも確か。

清掃員の方に話を聞くと

「トイレで煙草を吸い、吸殻をそのまま捨てていく人、汚れた下着を置きっぱなしにする人、中には食事をする人もいます」



掃除しても、数時間で元の汚い状態に戻ってしまい、毎日がそんな状態なのだという。

「トイレの中にもゴミ箱はあるので、せめてゴミや汚れた下着ぐらいは自分で捨ててほしいです」

忘年会の季節は更にたいへんになるという。




トイレを使うときは紙とエチケットを忘れずに



li.kouji


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