万引犯追いかけた店員、交番近くで刺される！

８日夜、東京・御徒町駅近くの昭和通りにて痛ましい事件が起こった。
昭和通りと春日通りの交差点の一角に位置するディスカウントデパート「多慶屋」から逃走した万引き男を追いかけて取り押さえようとした店員が、路上で刺されたのだ。




血痕は路上のみならず、ガードレールにまで残っていた。




現場のすぐ近くには交番が。
店員の男性は助けを求めてこの交番に入ったが、床はおびただしい出血で真っ赤に染まっていた。
刺された店員はすぐに救急車で搬送された。



▲事件の凄まじさを物語る血痕

２２時前、逃走経路と思われる多慶屋から交差点までの歩道は立ち入り禁止の黄色いテープで囲われ、すでに鑑識による現場検証が始まっていた。
警察車両は１５台以上。
多数の刑事が目撃証言を取るための聞き込みを行っていた。




竹刀を所持した警官が不審人物を職務質問。
犯人ではなかったようだが、警察のピリピリした様子がうかがえた。

多慶屋の従業員はそれぞれショックを受けている様子で、「事件の詳細はまだわからない」と口を閉ざした。
通常は２０時閉店のところ、少し遅い閉店作業を黙々とこなしていた。

犯人は昨日の時点で確保されておらず、警察の捜査が続いている。
目撃情報によれば、犯人の容姿は３０〜５０代の男でがっちりした体格だったとのこと。
一刻も早い凶悪万引き犯の逮捕が待たれる。



特捜班