●更新日 11/15●

ラリーとマスコミの矛盾2


少年の「学業成績」。
記者も報道と同じく2日前の記事で「学業優秀」と書いてしまったが、後に卒業文集を見るとお世辞にも優秀とは言えなくなった。
「中の上」「野球やめて何もする事なかったから勉強はしていた」と同級生らが話すのも確かだが、長くいればいるほど感じる現地の土地柄。
相対評価だけで「優秀」と書くべきではなかったかもしれない。


さらにもう一つ情報が異なっているのが“少年の父親の死亡時期”である。
「ラリーの家族はすごい仲良かった」
「ラリーが狂い始めたのは父親が死んでからかも」
と話す子供もおり、事件の背景を知るには無視できない話だ。

しかし、、、

昨年、(男子生徒の)お父さんが亡くなり――」(読売)
「父親が亡くなった中2の夏――」(毎日)
「少年は中学一年のころに父親をがんで亡くして――」(産経)


このように3大紙でそれぞれ異なっている。

死亡届でも見ない限り確実とは言えないのだが、記者の取材で最も確信的に答えてくれたのは、ラリーの一年後輩。

記者:少年のお父さんが亡くなったのはいつ?
少年:う〜ん、3年前かなぁ。
記者:報道では食い違っているんだけど正確に思い出してくれる?
少年:あ! 俺がジュニアーズ(小学生の野球チーム)にいたころだから彼が中1の時だ!

昨日の記事で、ガンで亡くなるおよそ一週間前の父親をジュニアーズ時代に見たという少年だ。



▲事件現場前、マスコミの駐車車両で時折渋滞に。



カグウェル


探偵ファイルのトップへ戻る