●更新日 10/28●

時代は萌えから喪えへ? ツンデレ電波祭り


10月27日。新宿ロフトプラスワンにてしろはたイベント「ツンデレ電波祭り」が行われた。
主催の本田透氏は今年3月発売の"平成の人間失格"(いろんな意味で)ともいうべき著書「電波男」でカリスマ的人気を博した、現在最も注目を浴びているライター。

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    名著『電波男』

「ツンデレ大全」など最近発売された著書3冊の合同出版記念イベントということで行われた今回。
18時半の開場にもかかわらず、18時には既に地下二階の入り口より地上の方まで長い行列が出来るほどの盛況ぶり。

会場には特別メニュー「喪男(モテない男の意味)カレー」が登場。

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   辛さではなく喪男度が30倍だそうで

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     どす黒い色をした"喪男カレー"

司会は本田氏とアニメ会のみなさん。
最近行われた日テレ「ザ・ワイド」や雑誌「AERA」のインタビューの様子などが紹介される。マスコミからも注目されており、この日も雑誌の取材などが入っていたようである。

毎回個性的なゲストが登場するしろはたのイベント、この日は経済アナリスト森永卓郎先生がゲストに。

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濃いオタクとしても知られる森永先生だけあって、全く違和感なくオタトークを繰り広げていた。10月30日には、講談社より「萌え経済学」という本が発売されるとのこと。社内ではこの本が売れる、いや売れないという勢力に別れ初版を何部にするかモメたそうだ。

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「萌え経済学」の表紙
パンツが見えているのか、それとも白いスク水なのかという
熱い論争がステージ上では繰り広げられていた


他、ゲストとして本田氏が「喪男アニメ」と評する「ガン×ソード」の脚本家・倉田英之先生が登場。「萌え」ではなく「喪え」というキーワードが紹介される。

また、ツンデレゲーム「つよきす」や著書「アストロ乙女塾」の解説など、特濃ともいうべき内容のイベントで場内は常に爆笑の渦に包まれていた。

11月6日には早稲田の学園祭でイベントがあるという本田氏とアニメ会。今後も注目である。



Taka


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