●更新日 09/07●

都合が悪けりゃベンジンで消しちゃえ!


最近はコンビニが有機野菜を置いたりと、自然食志向となっている。
だが“自然食品”と記されているからといって、安心してはいけない。
東京都練馬区に、自称“健康自然素材の宝庫”の自然食品店がある。
去年この店のビスケットを食べて、三歳男児が呼吸困難や発疹を起こした。
「小麦を使用していない」と表示されていたものに小麦が入っていた為だ。

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他にも同店は以前、農薬が使われた商品を“無農薬有機農法 洋梨”と表示し店頭に並べていた。
この二点の問題に対し、店は「ミスプリント」「表示の見落とし」と、うっかりミスをアピールしている。
そしてこの店は今も、名の知れた百貨店と取引を行っている。
しかし、元社員からうっかりミスとは思えない酷い発言を聞くことができた。

「あそこの会社はね、入社するとまず『中国産』とか都合の悪い表示をベンジンで消すとこから教えられるんだよ。
無農薬とか天然酵母とか、「当社の生産工場で下ごしらえ」とか言いながら、実際は給食センターから仕入れてたよ。
そのくせ口では綺麗な事ばかり並べてるんだから」


他にも賞味期限を勝手に書き直したり、商品に偽ったラベルを貼って売ること もあったとか。

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このようなラベルを店で作っている。(これは偽りではない・・・はず)
こっそりとラベルを張り替えているところを記者も目撃したが。


店に確認してみたところ、「そんなことはありえない」の一点張り。
また「ラベルについては、途中で材料が変わるものがあるので新しいのに替えた」とも。
一度店頭に並べてから替えるというのもいかがかと思うが。

まだビスケットの事件から約1年しか経っていない。
しかし同会社系列のレストランを「美味しい、自然食品のお店」として東京ウォーカーが紹介している。
もともと見た目では判断しづらい自然食品。
私達はもう少し注意力を持って、接せねばならないようで。



夏見


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