●更新日 03/11●
ビッカメオープンにインディアンの絶滅を見た
昨日10日、柏駅前にて新たなビックカメラがオープンした。
▲開店の様
開店セール目当てに集まる人々。一個師団は居ろうか。
柏駅前は買う側売る側で活気にあふれていた。
そんな光景を見ているときにふと気づいたのだ。
ルンペンはどこに行っちゃったの???
御存知、柏駅前には上野公園、代々木に肩を並べて浮浪者がわんさといるハズ。
そのルンペン達が今日に限って人っ子一人いなくなってしまっているのだ。
……もしや開店セールという輝かしい舞台を創るために、社員がルンペン達をインディアンのように迫害してどこかに追いやったのだろうか?
不思議に思い、辺りを散策してみたトコロ、
いた。
最前列に陣取ってやがった!!!
「おいおい、いくら開店で安いとは言えカメラなんか買ってどうするのかね?
それとも寒さ対策にストーブでも買うのかね? コンセントは?」
様々な疑問が頭を横切り、呆然と立ち尽くしていると、何やらルンペンに近づく影あり。
しばし会話を交わした後
↓
すり替わった!!
全ての謎が解ける。
赤い上着の男は駅に住み着く先住民を利用して場所取りのバイトをさせていやがったのだ!
よもや賢い策士と褒めるべきか?
インディアンは酒一杯で土地を譲ったという話とフィードバックし、利用する者、される者の関係を目の当たりにした。
ビックカメラの店員に問い掛けて見ると
「そんなことは有り得ない」の一点張り。目の前ですり替っているがな。
どうやら見てみぬフリの姿勢らしい。
それとも彼らの存在を認めていないということか。
ちなみに場所取りしていたルンペンの後をこっそり尾いて行った。
デパートの暖かい休憩所のベンチでお昼寝を始めたところを見ると、報酬は微々たるものだったと考えられる。
大手の明るいセールの裏側にはこうした黒い陰謀が垣間見える。
▲知らないと言いつつもルンペンのお家を片付ける店員。
廃太郎
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