男性モデルのホモ事情

昔から『ホモが多い』と噂の絶えない男性ファッションモデル業界。
噂だけなのか？　それとも火の無いところには何とやら……で本当なのか？
業界ホモ事情を、現役モデルTOMOYA（仮名）さんに聞いてみた。


▲大手ブランドのカタログやショーモデルのTOMOYAさん

＜TOMOYA＞
本当ですよ。この業界は基本的に『お姉言葉』が公用語ですが、そのテの人は雰囲気ですぐわかりますね。
でも、あからさまに誘うのではなく、体に触ってくるとか遠まわしな意思表示をされます。
例えば、自分は細身なのに肩を抱かれて「いい体している」といわれたり、無意味に脱がされ下着一枚で直立不動にさせられ、３０分間あらゆる角度から見つめられたりしました。
その時はモデルを始めたばかりだったので、それがどういう意味なのか分らなかったですが（笑）。



大手エージェンシーの指導者は両刀が多いので、野心ある女性モデルは逆に上手く利用しているようだが同じ事務所のモデル仲間には、社長が突然家に来て追い帰すわけにもいかず困ったという人も。
基本的に男性モデルに旬は無いので長く続けられる職業ではあるが、そのテの誘いを角を立てずに受け流したり、裏ではイロイロある指導者を崇拝できるくらいに信用するなど、他の職業以上に人間関係を保つのが難しい世界だ。





▲誘いを断れないと仕事をドタキャンしたり、音信不通になるモデルもいると言う



また、指導者だけでなく仕事相手やカメラマンまでもがセクハラをしてくるのが悩みだと言う。


＜TOMOYA＞
以前プレスパーティーで、みんな酔っ払っていた時にカメラマンが「記念撮影しよう」と言うので、みんなで撮るのかと思ったんです。
そしたら、おもむろに飾ってあったバラを集めだして床に撒き「ここに寝そべって」と言われてびっくりしました。
けっこう偉いカメラマンだったので断れず、しぶしぶ撮りましたが…。
どんな記念撮影だよ！と思ったけど、今思えばアレも遠巻きの誘いだったのかもしれません（苦笑）。




　▲あれ以来、バラがトラウマに……


ホモだけに『バラ』とは。
さすがファッション業界、センスある誘い方かも。



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