進化する携帯電話
〜 僕らが生まれてくるずっと前にはもう 〜


皆さんが日常生活を送る上で、「必ず使用している」と言っても過言ではない携帯電話。今や小中学生でも当たり前のように持ち歩いていますね・・・。
中には、「ケータイなしでは生きられない!」なんていう携帯電話依存症の方もいるぐらいです。
そんな携帯電話が初めて日本で使われたのはなんと30年以上前の1970年。…といっても、当時使われていたのは大阪万博記念公園にて構内電話として使われていたもの。実際に販売されたのは1987年にNTTから発売されたもので、肩からぶらさげる弁当箱ぐらいの大きさの携帯電話でした。



        ▲当時の携帯電話。



▲少し進化した携帯電話。


現代を生きる若者にとっては、ポケットに入るサイズが当たり前なのかもしれません。しかし、ここまで実用的になり、「1人1台」の時代になるまでには、様々な研究が繰り返されていたのです。

携帯電話(PHS含む)が一般的に普及されるようになって約10年、それまでは専らポケベルでした。
番号だけで入力するポケベルが80年代後半から普及し、徐々に進化していきました。色んな番号を組み合わせて仲間同士でしか解読できないような暗号を作ったりした人も多いのではないでしょうか。





それから文字も入力できるタイプに変わっていき、96年には1077万台が利用され、過去最高の記録となりました。つまり、この年がポケベルの全盛期だったのです。
しかし、この後どんどん小型のPHS・携帯電話が安価で普及され、文字だけの連絡より、携帯電話の利便性が高い為、「あっ」という間に世間に広まりました。
そして携帯電話でも「Eメール」という機能が搭載され、両方の機能が普及されてからは「ポケベル?何それ?」な時代へと変わって行きました。
携帯電話にも長い歴史はありますが、多くの人々にとっての携帯電話の始まりはここからだったのではないでしょうか。





携帯電話も白黒(というより緑黒?)から多彩なカラーに変わり、細かい音を再現できるようになり、ゲームやインターネットができるなど様々な機能が搭載されて、現在に至ります。
今やカメラ付き携帯が当たり前のようになり、一部の携帯電話ではテレビ電話なども出来ます。もうじきテレビ付き携帯電話が出ると言う話もあります。



▲ボーダフォンから発表されたテレビ付き携帯。12月上旬以降発売予定。


この画像を見ても分かるように、すごい進化です。初めて日本で使われてから30年、その月日が長いような短いような・・・。
最初の3つの画像なんて、今となっては、ネタにしかなりません


特にここ数年、急激な勢いで進化を遂げた携帯電話。これからもどんどん新しい機能が搭載される事と思います。マンガのような想像・空想が現実になったとしてもおかしくないのかもしれません。





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