長崎幼児殺人、12歳の少年を事情聴取
〜 長崎の某中学のHPは閉鎖へ 〜


先日長崎県で、4歳の幼児がビルの屋上から全裸にされて投げ落とされて死亡するという残虐な事件が発生した。現在、12歳の少年が誘拐殺人、死体遺棄容疑で現在事情聴取を受けている。

長崎幼児殺人、12歳中1生特定し聴取
12歳少年、残虐殺人でも罪には問えず

ネット上では、「犯人の通っている中学校のHPではないか?」と、長崎の某中学校のHPが紹介される。そして本日9日の朝方、このHPはアクセス殺到のためか、見られない状態になっていた。

http://www.nagasaki-city.ed.jp/nishiurakami-j/index.htm

今回は、防犯カメラに写っていた画像が決め手となったということである。
白い半袖シャツ、黒ズボン姿、白っぽい靴が某中学校の制服に酷似しており、左胸のマークの校章も一致したという。

写真1
少年の着ていた制服と同じもの 左胸に校章がある

少年による凶悪犯罪といえば、“酒鬼薔薇聖斗”こと14歳の少年による神戸の連続殺傷事件である。彼の事件をきっかけとして、それまでの“16歳未満は刑事責任を問わない”という法律が“14歳未満”に引き下げられた。しかし、今回はそれよりも低年齢の12歳―――。
このケースも、法律に触れる行為をした14歳未満の「触法少年」であるため刑事責任が問えず、裏付けをとって「補導」し、児童福祉法に基づき児童相談所に「通告」することになる。

また、上記“サカキバラ”も、年内に仮退院するという報道もある。
神戸小学生殺傷事件:少年院の男性、年内に仮退院 保護観察へ

神戸市須磨区で97年に起きた小学生連続殺傷事件で、関東医療少年院(東京都府中市)に収容中の男性(当時14歳、現在20歳)が、年内に仮退院する可能性が高まった。
04年末までの収容継続が決まっているが、出院準備教育課程が今年9月ごろに終了する見込みで、「二度と同じ犯罪を繰り返さない」と決意していることなどから、社会での保護観察の処遇に移行する模様だ。
毎日新聞・5月12日記事より

いずれにせよ、また少年法他の見直しが叫ばれるのは必至であろう。


<追加>
写真2 写真3
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