山木的・援助交際の実態

〜 少女を買う大人達の実態 〜



前回、行ないました援助交際記事の続編です。
今回は、少女を買う大人たちにインタビューを行いました。

インタビューに答えていただいた男性2名

写真1 写真2
名前:E氏
年齢:36歳
外見:身長180cmほど ガッチリした印象
会社:大手コンピュータ会社
家族:妻(32)息子(11)息子(9)
名前:O氏
年齢:37歳
外見:身長168cmほど 小太り
会社:大手コンピュータ会社
家族:妻(40)娘(8)

援助交際を日常的に行っている、E氏とO氏に話を聞くことに成功。
E氏の外見は、年齢以上に若く見え、ややもすると20代でも通るほど。
ガッチリしたスポーツマンタイプです。
O氏は年相応の肥満体いったところでしょうか。
以下、インタビューの内容です。



E氏:絶対に顔と名前出さないでよ。今は、ヤバイんだから。

現在、18歳未満に対しての性行為は、金銭の授受にさほど関係なく「青少年保護育成条例」に違反しているとみなされます。また、児童買春は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(通称・児童ポルノ禁止法)」に違反します。 ちなみに、児童ポルノ禁止法では“児童買春をした者は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金”となってます

山木:わかりました。ではまず、お二人が買われる年代の方と頻度を教えてください。
E氏:俺は週1くらいだから、月4回ほどだな。相手は中、高生以外は買わない。
   専門(学校生)とか大学は却下。
O氏:俺もそれくらい。やっぱ、専門と大学は駄目だな。買う気にならない。

山木:中高校生じゃないと、駄目なんですか?
O氏:駄目だね〜。大学生とかに5万とか言われると、腹立って刺したくなるもん(笑)
山木:僕が聞きたかったのは、なんで中高生じゃないと駄目かということなんですよ。
   下手するとお二人の娘でも通るような年代じゃないですか?
E氏:関係ないよ、そんなん。自分の娘に手を出さないだけマシじゃん。まぁ、俺に娘いないけど。

O氏:そうそう。嗜好の問題だよ。好きな食べ物に理由はないでしょ?美味しいから食べるんであって、
   理由が有るから食べるんじゃないよね。
山木:確かにそう言われれば、そういうモノかもしれませんが。
E氏:それでも理由をあげるとすれば…そう、肌が違う!これは大きいよ。

山木:肌?肌の違いって??
E氏:だから、肌だよ(笑)大学生とかの肌と比べると、中学生はみずみずしさが違うもん。
   押せば返ってくるって言うか。
O氏:それ、俺も思う!大人と比べると体できてないから堅いけど、それが病みつきになるよな。俺、
   もう女房抱く気しねぇもん。

(どうやら、彼らは少女を買春することに何の罪悪感もないようです。確かに嗜好の問題だと言われたらそれまでなのですが、何かが根本的に間違っているような...。)

山木:援助交際はいつ頃からやるようになったのですか?きっかけは??
E氏:初めて買ったのは4年くらい前だと思う。テレクラに電話してきた女子高生が最初だった。もともと風俗遊びはしてたんだけどさ、たまたま入ったテレクラにかけてきた娘が高校生で「お小遣いが欲しいな」と言われたのがきっかけだな。

O氏:俺もテレクラ。相手は高校生で値段は10万だったかな?今と比べると高いなって思うけど、昔はそれくらい(彼が始めたのは5年前)が相場だったんだよね。
山木:今まで、警察や家族にバレたこととかあります?
O氏:ない。あったら、もう止めてるよ(笑)

(まあ、たしかに・・・)



少女を買う大人たち


E氏:話変わるけど、探偵さんさ…俺たちの事、ロリコンの変態とか思ってるだろ?
山木:個人的な嗜好はともかく、やっていることはどうかと思います。
E氏:正直だな(笑)なんでそう思うわけ?

山木:一概には言えませんが、肉体的、精神的に未熟な子供をどんな理由つけた所で買春するのは大人
   のエゴですから。あっけらかんと売る子供にも問題はありますけど、それを許してしまっている
   のは買う側の責任ですからね。金銭が絡まないセックスなら良いというわけでもないですけれど。
O氏:探偵なのに、随分と社会的だね(笑)もっと、リベラルかと思ってた。

山木:そうでもないですよ。援助交際がきっかけで、壊れた家庭を何件が知ってますけど、それは当人
   の責任だと思いますし。そういう覚悟の上でなら、何も言うことはないですけどね。
E氏:確かにな。俺は家庭壊してまで、やりたいとは思わないけど、金に余裕があったりすると、つい
   やっちゃう。こればっかりは、止められねぇからな。
O氏:探偵さんの言うことも分かるけど。好きでやってることだからな。ハッキリ言って、口出しして
   欲しくない。

(麻薬を止めれない人と同じです。一度知った味を忘れられなく、繰り返す所はそっくり。)

山木:そうですね。余計な意見、大変失礼しました。
E氏:話戻すけどさぁ、別に買っているのは俺達だけじゃないんだし、売る方にも問題あるんだぜ。
O氏:そうそう・・・。誰も悪くないんだよ。社会が全部悪い!

インタビュー終了です。



売ってる側の常套句は「誰にも迷惑かけてるわけじゃないし、なんでいけないの?」というものらしいですが、買う側は「社会が悪い」ですか。 O氏は8歳になる娘さんがいらっしゃるのですが、その娘さんがあと何年かして援助交際に走ったときはどう思うのかな、という感想も持ちました。
叱るのか、あきらめるのか。 まさか(援交を)ガンガンやれ!なんて教育はしないと思うけど…。

確かに、『援助交際』なんて言葉で売春の罪悪感を軽くしているところなんて、それこそ“今の社会のせい”かもしれませんが。確かに“人類最初の職業”とも言われている売春の善悪・是非について、簡単に明確な答えが出るはずもないのでしょうけど。

結局のところ「法律違反だから、悪い」というところに落ち着くのでしょうか。
前回の売る側の少女に話を聞いたとき同様、何かやりきれないものが残るインタビューでした。
「社会のせい...。」か。



( 探偵ファイル・山木 )


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