"松本久美子" を追え!(シリーズ Vol.5)

〜 交際サークル "ルージュ" へ潜入せよ! 〜


Vol.1  "松本久美子" を知っていますか?
Vol.2  "松本久美子" とは!?
Vol.3  "松本久美子" の痕跡を追う!
Vol.4  "松本久美子" と "渡辺沙紀" の関係
松本久美子を追った先に現れた "交際サークル ルージュ" の存在。
我々は、このサークルへの潜入を決意し、更にメールでの連絡を続けていた。
入会に際してメンバーとの面接が必須条件というこのサークル。慎重に事を運ばなければならない。
断られたら、そこで終わりだ。

そしてついに、面接についてのメールを受信するに至った。

▼これが送られてきたメールだ!!▼

今度は "ひろこ" なる人物が...。
取材を開始してから初めて加害者に荷担する者との接触である。

まずは指定された時間に電話をかける。(無論、記録を録る)
尚、"ひろこ" の携帯は ツーカーセルラー東京 の番号であった。



第一の接触(21:00)
    留守番電話だった。 とりあえず、私の名前(もちろん偽名)と連絡先の携帯電話番号(もちろん他人名義)を伝言しておく。

第二の接触(21:44)
    この時も留守番電話。再度伝言を残す。 非通知では反応しない可能性があるので、今回は番号通知で伝言を残す。

第三の接触(22:00)
    "ひろこ" からワンギリ(一回の呼び出し音だけですぐ切ってしまうこと)で電話がかかった。
    いよいよだ。全ての準備を整えて、早速 "ひろこ" へコールした。

    ひろこ:もしもし?
    調査員:すいません●●○○と申します。
    ひろこ:あー あの さっき えーと伝言聞きました。
    調査員:面接をしてくださる“ひろこ”さんですよね?
    ひろこ:はい。そうです。
    調査員:それで 渋谷で会いたいんですけど...。
    ひろこ:はい。
    調査員:時間て何時くらいがいいのでしょう?
    ひろこ:あ、えーといつですか?
    調査員:えーと、出来ればですね....今週はもう用事があるので....
    ひろこ:ハイ....
    調査員:来週の火曜日くらいにしてもらえると助かるんですけど。
    ひろこ:あ、そうですか。じゃあ私あのバイトが 3:30 くらいに終わるので、それ以降なら...。
    調査員:アルバイトが3:30ですね?
    ひろこ:ハイ。
    調査員:渋谷は詳しいですか?
    ひろこ:うん まぁ大体判ります うーん。
    調査員:じゃあ、判りやすいところがいいですよね?
    ひろこ:ハイ。
    調査員:そしたらブック1st(ファースト)っていう本屋さんが新しくできたの知っています?
    ひろこ:あっあの東急本店の近くですか?
    調査員:そうです その一階に喫茶店あるの知っています?
    ひろこ:ハイ。
    調査員:じゃあ そこにしましょうか?
    ひろこ:判りました。
    調査員:じゃあ、来週火曜日の。
    ひろこ:ハイ。
    調査員:えーと 3:30 に終わって...どれくらいかかります?
    ひろこ:えーと・・・
    調査員:渋谷の駅からは多分・・・
    ひろこ:4:30 くらい
    調査員:4:30 くらい?
    ひろこ:ハイ。
    調査員:判りました じゃあ 4:30 で
    ひろこ:ハイ では 4:30 にブック1stの・・・一階?
    調査員:一階に喫茶店があるので・・・
    ひろこ:ハイハイ。
    調査員:ではブック1stの...どうしましょうかね。1階で電話しますよ。
    ひろこ:あっ判りました。では 4:30 くらいに電話ください。
    調査員:でーもし私先に喫茶店入っているようでしたら・・・。
    ひろこ:ハイ?
    調査員:電話しますので。
    ひろこ:判りました


時間にして3分程、記録もバッチリだ。
声は若そうだが...。バイトのさくらか?それとも、"渡辺沙紀" 本人か?

そしていよいよ "ひろこ" との面接の時を迎える...。

美人だといいな〜〜。


( 探偵ファイル )



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